金価格急落!FOMCショックでドル高進行
金価格急落!FOMCショックでドル高進行
本日の注目ニュース
6月18日の金(XAU/USD)は大きく下落し、一時4,223ドルまで値を下げました。
前日には4,330ドル付近まで上昇していましたが、FOMC後に発表されたFRBの見通しが市場予想以上にタカ派的な内容となり、ドル買いが加速しました。
その結果、金価格は4,200ドルを割り込み調整局面へ入っています。
なぜ下落したのか?
今回の下落要因は主に3つです。
① FOMCが想定以上のタカ派内容
FRBは政策金利を
3.50%~3.75%
で据え置きました。
しかし注目されたドットチャートでは、
19名中9名が
「年内利上げ」
を予想。
市場が期待していた利下げ方向ではなく、利上げ継続の可能性が示されたことでドル買いが強まりました。
② 利上げ確率が急上昇
FOMC前は
年内利上げ確率
61%
でしたが、
FOMC後は
85%
まで上昇。
市場は再び
「高金利長期化」
を織り込み始めています。
金利上昇は金価格にとって大きな逆風です。
③ ドル指数が年初来高値更新
ドル指数(DXY)は
100.81
まで上昇し、2025年5月以来の高値を記録しました。
ドル高になるとドル建て資産である金は割高となるため、需要が低下しやすくなります。
今回の下落はまさに
「ドル高による金売り」
が主因となっています。
ウォーシュ議長発言に市場注目
新FRB議長ウォーシュ氏は、
「現在の環境ではフォワードガイダンスは適切ではない」
と発言。
さらに
「最優先は物価安定」
と強調しました。
市場はこれをタカ派姿勢と受け止めています。
テクニカル分析
金価格は4,300ドルを明確に下抜けました。
RSIも弱気圏へ移行しており、売り優勢の展開が続いています。
上値目標
・4,300ドル
・4,350ドル
・4,400ドル
下値サポート
・4,023ドル
・4,000ドル
4,200ドルを割り込むと、6月11日の安値4,023ドルが次の重要サポートとなります。
来週の注目材料
来週は重要指標が続きます。
注目イベント
・PMI速報値
・新規失業保険申請件数
・第1四半期GDP確報値
・コアPCE(FRB重視のインフレ指標)
これらの結果次第で、利上げ観測がさらに強まる可能性があります。
まとめ
✅ FOMCは金利据え置き
✅ ドットチャートは想定以上にタカ派
✅ 年内利上げ確率は61%→85%へ上昇
✅ ドル指数は年初来高値更新
✅ 金価格は4,300ドル割れ
✅ 次の焦点は4,200ドル攻防
FOMC前までは4,300ドル台を維持していた金価格ですが、FRBのタカ派姿勢を受けて流れが一変しました。
今後は4,200ドルを守れるかが最大の注目ポイントとなりそうです。
それではまた次回の【いくら。のマーケットレポート】でお会いしましょう。