今夜FOMC!金価格は上昇か急落か ★
FOMC直前で様子見ムード 金価格は4,300ドル台を維持
本日の注目ニュース
6月17日の金(XAU/USD)は4,300ドル台で推移しています。
週明けに4,351ドルまで上昇した金相場ですが、本日はFOMC(米連邦公開市場委員会)の政策発表を控え、利益確定やポジション調整の動きが優勢となっています。
ただし、米・イラン和平合意によるドル安基調が続いており、大きな下落には至っていません。
なぜ下落しているのか?
今回の値動きの要因は主に3つです。
① FOMC前のポジション調整
市場の最大の注目は日本時間18日未明に発表されるFOMCです。
今回は新FRB議長ケビン・ウォーシュ氏による初めての政策決定会合となります。
重要イベントを前に、
・利益確定売り
・様子見姿勢
・ポジション縮小
が広がり、金価格はやや軟調に推移しています。
② 米・イラン和平合意でドルは上値が重い
米国とイランは停戦に向けた枠組み合意に到達しました。
主な内容は
・60日間の停戦
・ホルムズ海峡再開
・イラン核開発協議開始
となっています。
これにより原油供給不安が後退し、ドル買い需要も弱まっています。
ドル指数(DXY)は上値が重く、金価格を下支えする要因となっています。
③ 利上げ観測は依然残る
市場では
「年内12月に0.25%利上げ」
の確率が約60%織り込まれています。
インフレ率は依然としてFRB目標の2%を上回っており、利下げ期待は後退しています。
そのため金価格も積極的な買いにはつながっていません。
テクニカル分析
金価格は依然として長期下降トレンドの戻り局面にあります。
現在は重要な抵抗帯に接近しています。
上値目標
・4,400ドル
・4,445〜4,450ドル
(200日移動平均線)
・4,560ドル
(61.8%戻し)
下値サポート
・4,227ドル
・4,022ドル
(直近安値)
・4,000ドル
4,450ドルを明確に突破できるかが中期的なトレンド転換のポイントとなりそうです。
本日の注目イベント
日本時間18日未明
FOMC政策発表
注目ポイント
・政策金利据え置きか
・ドットチャート(利上げ見通し)
・経済見通し(SEP)
・ウォーシュ議長の記者会見
発言内容次第ではゴールド市場が大きく動く可能性があります。
まとめ
✅ FOMC前で市場は様子見ムード
✅ 金価格は4,300ドル台を維持
✅ 米・イラン和平合意がドルの重し
✅ 年内利上げ観測は依然残る
✅ 最大の焦点はウォーシュ議長の初会見
今夜のFOMCは今後数か月の相場の方向性を決める重要イベントとなります。金価格が4,450ドルを突破できるのか、それとも再び4,000ドル方向を試すのか、市場の注目が集まっています。
それではまた次回の【いくら。のマーケットレポート】でお会いしましょう。