トランプ大統領の予告は本当だった!イラン合意署名とこれからのFX戦略
昨日、早朝のFX市場を「往復ビンタ」で震撼させた中東ニュース。
「あと2〜3時間でサインする」というトランプ大統領の発言のあと、本当にサインが行われたのか?その続報が飛び込んできました。
結論から言うと、「本当に両国が署名した」という事実が確定しました。
しかし、ここからの相場はパニック期を抜け、一筋縄ではいかない「第2ステージ」へ突入します。トレーダー視点で分かりやすく解説します。
✅ニュースのおさらい:何が決まって、何が怪しいのか?
15日の朝日新聞の報道によると、状況は以下のように進展しています。
✅本当に署名は行われた
米側(トランプ大統領・バンス副大統領)と、イラン側(ガリバフ国会議長)が戦闘終結に向けた覚書に実際に署名しました。まずは最悪の事態(全面戦争)が回避され、一安心です。
✅トランプ氏は大自慢「19日に完全開放だ!」
サミットでフランスを訪れているトランプ氏は「米国にめちゃくちゃ有利な強い文書だ」と記者団に大アピール。原油の要所であるホルムズ海峡も「19日以降は完全に開放される」と豪語しています。
ただし、中身は「グレー(あいまい)」な可能性も19日(金)に正式な署名式が行われる予定ですが、中身の全容はまだ非公開。新聞各紙は「お互いの立場が違いすぎるため、双方が都合よく解釈できる『あいまいでズルい内容』になっているのでは?」と警戒しています。
? これからの為替相場(ドル/円・クロス円)はどう動く?
パニック的な乱高下は一旦落ち着き、ここからは「事実の消化」と「金曜日への思惑」で動く地合いになります。
?① 基本は「安心の円売り(リスクオン)」
最悪のシナリオ(中東の泥沼化)がひとまず回避されたため、安全資産として買われていた「円」が売られやすくなります。チャート的には、ドル/円やクロス円がジワジワと底堅く上昇(円安方向)しやすい環境です。
?② 原油安による「ドル高のブレーキ」に注意
トランプ氏の言う通りホルムズ海峡が完全に開放されれば、原油価格は下がります。これは米国のインフレ圧力を下げるため、「米国の利下げ観測」が強まり、中長期的にはドルの頭を抑える(ドル高の勢いが弱まる)要因になります。
⚠️ 今週のサバイバル眼(Survival Eye):19日の「事実売り」に備えよ
これからの立ち回りで最も重要なのは、19日(金)の正式署名式と内容公表のタイミングです。
相場の格言に「噂で買って、事実で売る」というものがあります。
今は「平和になって良かったね」という期待で円安に振れていますが、19日に中身が公表された際
? 「中身がスカスカで、実効性がないじゃん」
?「イラン側がやっぱり納得していない」
といった懸念が少しでも見え隠れすると、市場は一気に失望し、今度は強烈な「巻き戻しの円高(リスクオフ)」が襲ってくるリスクがあります。
インジケーター(RCIやストキャスティクスなど)のサインを見つつも、今週後半は「19日の正式発表に向けたカウントダウン」であることを頭に入れて、ポジションが重くなりすぎないよう調整していきましょう。