【FXの嘘を暴く⑦】「2つのオシレーターのダブルサインで勝てる」という迷信。ツールを増やす罠
プロトレードコーチMaxです。
「FXの嘘を暴く」シリーズ、第7回目のテーマは「複数のオシレーターのダブルサイン(同時サイン)」についてです。
RSIやMACD、ストキャスティクスなど、「オシレーター指標を1つだけ使っても勝てない」と痛感したトレーダーが次に試すのは何でしょうか。
それは、「オシレーターを複数表示させ、2つ(または3つ)が同時にエントリーサインを出した時にだけエントリーする」という方法です。
実際に巷のFX教材などでも、「〇〇と〇〇のダブルサインが出たら激アツです!」といった手法がよく出回っています。フィルターを増やすことでダマシを回避できそうに思えますよね。
これでうまくいくようになるかというと……残念ながら、うまくいく時は非常に限定的です。ツールを増やしても勝てるようにならないのには、明確な「2つの問題点」があります。
■ 問題点1:計算方法が似通っている
多くのオシレーター指標は、過去の一定期間の価格データ(終値など)を使って「買われすぎ・売られすぎ」を算出するという、根本的な計算方法が似通っています。
つまり、2つのオシレーターが同時にサインを出したからといって、相場の根拠が2倍になったわけではありません。「似たような計算式を使っているのだから、同じ足でサインが出やすいのは当たり前」なのです。同時サイン=高勝率という勘違いから抜け出さなければなりません。
■ 問題点2:基本ロジックの欠如
根本的な話になりますが、「オシレーターがどういう波形を描いた時に、相場のエネルギーがどう変化しているのか」という本質的な基本ロジックを理解していなければ、いくつのツールを重ねたところで決して勝てるサインは導き出せません。
ゼロの理解度に、別のツールのゼロを掛け合わせても、答えはゼロのままなのです。
勝てないからといって、チャートの下にオシレーターを3つも4つも表示させ、複雑なダブルサイン・トリプルサインを待つのは今すぐやめてください。 複数の表面的なオシレーターに振り回されるよりも、「たった1つのオシレーター」に絞り、その有効な使い方や本質を極めた方が、ずっと効率的で最短の時間の使い方になります。
私は20年以上、他のオシレーターには目もくれず「RCI」ただ一つを極め続けてきました。だからこそ、相場の真の勢いを手に取るように読み解くことができるのです。
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プロトレードコーチMax