【FXの嘘を暴く⑥】「RSIのダイバージェンスで勝てる」という勘違い。大衆が騙される理由
プロトレードコーチMaxです。
「FXの嘘を暴く」シリーズ、第6回目のテーマはオシレーター指標の代表格である「RSI」と、その応用とされる「ダイバージェンス」についてです。
FXのテクニカル分析を学び始めた人のほぼ全員が、必ず1回はこの「RSI」を通ってきていることでしょう。
「70以上で買われすぎだから売り、30以下で売られすぎだから買い」 最初はそう教わって試すものの、トレンドが出ている相場ではRSIが天井や底に張り付いたまま価格が逆行し、あっさりと資金を溶かします。
そこで多くの人が次に一縷の望みを託すのが、RSIの『ダイバージェンス』です。
ダイバージェンス(逆行現象)とは、「実際のチャートの価格は高値を更新しているのに、RSIのグラフは高値を切り下げている状態(またはその逆)」のことです。価格とオシレーターの動きに矛盾が生じているため、「相場の勢いが弱まっており、トレンドが転換するサインだ」と解説されています。
さて、このダイバージェンスを使えば、あなたは勝てるようになるでしょうか? 結論から言います。さほど精度は上がりません。
■ 頻発する「見せかけのサイン」
「ダイバージェンス」という、いかにも格式がありそうな専門用語の響きから、「プロだけが知っている高精度の錬金術」のように勘違いしてしまう人が多いのですが、それは大きな錯覚です。
なぜ勝てないのか。理由は極めてシンプルです。 ダイバージェンスが出現する仕組み自体が非常に単純であり、チャート上で「ごく頻繁に起こる事象」に過ぎないからです。騙されたと思って、ご自身で過去検証をしてみてください。
上昇トレンドを長く続けてきたチャートが、一度「深い押し目(下落)」を作り、そこから再度上昇して直近高値を少し超えたあたりで「陰線」を1本出す。たったこれだけの動きで、ごく簡単にダイバージェンスは発生してしまうのです。
もし、この程度の単純な計算式で発生するサインだけで相場が綺麗に反転してくれるのなら、FXで負ける人などこの世にいません。
現実には、ダイバージェンスが発生したにもかかわらず、少しもみ合った後に再び元のトレンド方向へ力強く伸びていく(ダイバージェンスの否定)ことなど、日常茶飯事です。
カタカナの専門用語や、インジケーターの表面的な「形」の矛盾を探すだけのトレードに、優位性など存在しないのです。
インジケーターの「見せかけのサイン」に振り回されるのは今日で終わりにしてください。相場が本当に反発する「壁」と、真の「勢い」を自力で見極めたい方は、ゴゴジャンで展開している私の教材・プログラムをぜひ確認してみてください。
プロトレードコーチMax