メンタルでまだ悩んでるの?
はじめに|「メンタルが弱いから負けた」は本当ですか?
トレードで負けたとき、こう言う人がいます。
「メンタルが弱いから、損切りできなかった。」
「メンタルが崩れて、ルール外のエントリーをしてしまった。」
「もっとメンタルが強くなれば、勝てるはずだ。」
気持ちはわかります。
でも私は、この言葉を聞くたびに思います。
メンタルのせいにしている間は、何も変わりません。
なぜなら、問題の本質はメンタルではないからです。
メンタルが崩れる「本当の原因」
少し考えてみてください。
なぜ、損切りできないのでしょうか。
「メンタルが弱いから」と答える人に、こう聞きます。
「損切りラインは、エントリー前に決めていましたか?」
多くの場合、答えは「なんとなく決めていた」か「決めていなかった」です。
損切りラインが曖昧なままエントリーすれば、含み損が出たときに「どこで切ればいいか」がわかりません。
判断の基準がないから、感情が入り込む隙間が生まれます。
感情が入り込むから、損切りできなくなる。
これはメンタルの問題ではなく、ルールの問題です。
ルールが明確であれば、感情が入り込む余地はありません。
「ここまで下がったら切る」と決まっていれば、そこで切るだけです。
迷う必要がないから、メンタルも乱れません。
「ルール外のエントリー」はなぜ起きるのか
もう一つよくある場面があります。
「チャートを見ていたら、急に動き出した。
乗り遅れたくなくて、根拠のないままエントリーしてしまった。」
これもメンタルの問題に見えます。
でも本当の原因は、「どんな条件が揃ったときにエントリーするか」が定義されていないことです。
エントリー条件が明確に定義されていれば、その条件が揃っていないときは「エントリーしない」という判断が自動的に出てきます。
「今のは条件外だった」と判断できる。だから衝動に負けない。
衝動に負けてしまうのは、意志が弱いからではありません。
比較できるルールがないから、感情に流されるのです。
ルールがあっても守れない場合は?
「ルールは作ったけど、それでも守れない」という人もいます。
この場合、問題は2つのどちらかです。
一つ目は、ルールの粒度が粗すぎることです。
「トレンドに乗ってエントリーする」というルールでは曖昧すぎます。
どの時間足でトレンドを判断するのか。
どの条件が揃ったときに「トレンドに乗れる」と判断するのか。
具体的に言語化されていなければ、場面ごとに解釈が変わってしまいます。
二つ目は、ルールへの納得感が足りないことです。
自分で作ったルールでも、「本当にこれで合っているのか」という疑念があると、崩れたときに「今回は例外」と言い訳ができてしまいます。
ルールの根拠が腹落ちしていれば、例外を作る理由がなくなります。
規律とは「ルールを作る力」と「守る力」の両方だ
メンタルを鍛えようとする人は、「守る力」だけを鍛えようとします。
でも守るべきルールが存在しなければ、何を守ればいいかわかりません。
本当の規律とは、次の2つがセットです。
- 根拠のあるルールを作る力
- そのルールを例外なく守り続ける力
この2つが揃って初めて、トレードは安定します。
メンタルが強いトレーダーとは、感情を押し込める人のことではありません。
感情が入り込む余地のないルールを持っている人のことです。
ルールの作り方から、一緒に学びませんか
「ルールを作りたいけど、どこから始めればいいかわからない。」
「自分のルールが正しいのか、自信が持てない。」
そんな方のために、私は教材「規律の教科書」を作りました。
チャートの読み方から、エントリー条件の定義、損切り・利確の基準の作り方まで。
「根拠のあるルール」を自分で作るための考え方を、体系的にまとめています。
メンタルのせいにするのをやめて、ルールを作ることから始めてください。
ルールがあれば、メンタルは後からついてきます。
あなたのトレードに、確固たるルールが生まれることを願っています。
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