介入余波PRO Catcher × TEPPAN|XAUUSD M15 EA検証レポート
前回のGOLD 15分足実例を、
約9か月のバックテストで数値化しました
XAUUSD M15で見えた、三通貨パリティ分析 × TEPPANの判断プロセス
今回の記事は、2026年5月11日に投稿した「【三通貨パリティ分析】GOLD 15分足 実例公開|介入余波PRO × TEPPAN」の続編・深掘り版です。前回は1つの実チャートを目視で解説しましたが、今回はその考え方を過去約9か月間のXAUUSD M15に広げ、開発中EAによるバックテスト結果として数値化しました。
目視検証から、数値検証へ
前回の記事では、XAUUSD M15において、介入余波PRO Catcherのロングシグナル発火後、価格がSLへ差し掛かる手前でピボットラインS1付近から切り返し、Z=0方向へ上昇した場面を紹介しました。
【記事】「【三通貨パリティ分析】GOLD 15分足 実例公開 | 介入余波PRO x TEPPAN」
さらにその後、TEPPANのAB=CDパターンが発生し、追い打ちのロングシグナルが重なることで、三通貨パリティ分析の「歪み回帰」と、価格パターン分析の「上昇構造」が同じ方向を示した実例として解説しました。
今回の記事では、そのような目視で確認できた優位性を、過去約9か月間の自動取引きバックテストとして数値化した結果を共有します。ただし、重要なのはEAの成績そのものではありません。EAは、CatcherとTEPPANの判断プロセスを自動化し、過去データ上で検証するためのものです。
XAUUSD M15|過去約9か月間のバックテスト結果
今回の検証対象は、XAUUSDの15分足です。期間は2025年9月1日から2026年5月19日まで、モデルは1分足OHLC、ロットはFixed Lot 1.0、最適化はDisabledの条件です。
これは「完成済みEAの販売実績」ではありません
この結果は、開発中EAによるStrategy Tester上の検証結果です。実運用の利益を保証するものではありません。また、XAUUSD M15の特定期間・特定条件での結果であり、全銘柄・全時間足で同様の結果が出るという意味でもありません。ただし、CatcherとTEPPANを組み合わせた判断プロセスが、過去データ上で一定の優位性を示した初期Evidenceとして、非常に重要な検証結果だと考えています。
前回の目視検証と、今回の数値検証の関係
前回の記事は、チャート上で起きた1つの実例をもとに、CatcherとTEPPANの併用イメージを紹介したものでした。今回の記事は、その考え方を過去約9か月間のXAUUSD M15に適用し、自動取引きバックテストとして数値化したものです。
5月11日の実例で見ていたもの
今回のバックテストは、こうした判断の考え方を、開発中EAによって過去データ上で機械的に検証したものです。つまり、目視で見えていた優位性を、今度は検証結果として確認する試みです。
一般的なXAUUSD分析との違い
一般的なXAUUSD分析では、XAUUSD単体のローソク足、移動平均、RSI、水平線、ピボット、価格パターンなどを中心に判断することが多いと思います。一方、介入余波PRO Catcherでは、XAUUSD単体ではなく、XAUUSD、USDJPY、XAUJPYのような三通貨・三市場の関係性を見ます。そこから、価格間の整合性の崩れ、つまり「歪み」を観測します。さらにTEPPAN VIEWER / CONFIDENCEを組み合わせることで、その歪み方向に対して、価格パターン、Entry候補、SL候補、TP候補、Confidenceを確認できます。
売買シグナルは、単なる矢印ではない
開発中EAでは、売買シグナルを単純な矢印として扱っているわけではありません。パターン認識、Confidence Score、三通貨パリティ環境、RR条件など、複数の要素が重なったときに、初めて売買候補として扱います。
シグナル発火までの流れ
つまり、シグナルは、単なるパターン検出ではなく、パターン認識 × Confidence Score × 三通貨パリティ環境 × RR条件が重なったときに初めて売買候補として扱われます。
Exitロジック|利確と損切りは、固定pipsだけで考えない
今回の検証では、Market Onlyでエントリーし、TP2 / SLTP1系の出口設計を用いた検証結果が良好でした。ここで重要なのは、Exitを単なる固定pipsの利確・損切りとして見ないことです。
Exitの基本思想
TEPPANが提示するパターン上の到達目標、無効化ライン、直近高安、PRZ、TP候補をベースにし、Catcherが示す歪み解消の方向と合わせて出口を考えます。つまり、Exitは「このパターンがどこまで伸びる可能性があるか」と、「三通貨パリティ上の歪みがどこで解消されやすいか」を重ねて考える設計です。
利確ロジック|TP1だけで終わらせず、TP2方向も見る
利確は、TEPPANが示すTP(Take Profit = 利確)候補を基準にします。TP1は最初の到達候補、TP2はパターンが素直に伸びた場合に狙う次の目標です。XAUUSD M15のようにボラティリティが大きい銘柄では、TP1だけで細かく逃げるより、一定条件が揃う場合にはTP2方向まで伸ばす設計が有効になることがあります。ただし、TP2を狙うためには、エントリー時点でRRが悪化していないこと、Catcher側の歪み解消方向が保たれていること、CONFIDENCE側で方向性が崩れていないことが重要です。
損切りロジック|SLは「シナリオ否定ライン」
損切りは、単なる「何pips逆行したら切る」という考え方だけではありません。TEPPAN上のパターンが崩れる位置、直近高安、PRZの外側などを基準にします。
LONGの場合は、パターンが成立する前提を壊す下方向のラインをSL候補にします。SHORTの場合は、パターンが成立する前提を壊す上方向のラインをSL候補にします。
SLは、損失を小さくするためだけのものではなく、「このシナリオが間違っていた」と判断する境界線です。ここをTEPPAN VIEWERのSL候補と、CONFIDENCEの状態を合わせて確認します。
裁量では、画面変化を見ながら柔軟に手仕舞いできる
EAでは、あらかじめ設定したTP/SLに到達した場合に機械的に決済します。一方、裁量で再現する場合は、CatcherとTEPPANの画面変化を見ながら、より柔軟に手仕舞い判断を行うことも可能です。
EAがなくても、判断プロセスは再現できます
EAは、この判断プロセスを自動化して検証するためのものです。しかし、判断の核となる情報は、介入余波PRO CatcherとTEPPAN VIEWER / CONFIDENCEの画面上で確認できます。つまり、EAがなくても、同じ考え方を裁量判断に応用することは可能です。
裁量で再現する場合の確認手順
バックテスト結果の読み方
今回の結果では、Net Profitは+89,251 USD、Profit Factorは1.90、Recovery Factorは4.57、Total Tradesは109、Win Rateは60.55%でした。
勝率60.55%という数字だけを見るのではなく、PF 1.90、Recovery Factor 4.57、ドローダウンとのバランスを見ることで、単なる高勝率型ではなく、損益バランスを含めた検証結果として確認する必要があります。
一方で、Equity Max Drawdownは約19,520 USD / 17.16%です。XAUUSDは値動きが大きい銘柄であるため、実運用で使う場合は、ロット、許容損失、指標回避、スプレッド、ブローカー環境などを慎重に確認する必要があります。
今後確認すべきこと
前回記事から今回記事への流れ
前回の記事では、XAUUSD M15の1つのチャート事例をもとに、Catcherの歪み回帰とTEPPANのAB=CDパターンが同じ方向を示した場面を紹介しました。今回の記事では、そのような判断を過去約9か月間に広げ、開発中EAによるバックテストとして数値化しました。これは、単なる1回の成功例ではなく、同じ考え方を過去データ上で検証するための次のステップです。
関連プロダクト
介入余波PRO Catcher
三通貨パリティ分析により、XAUUSD単体では見えにくい市場間の歪み、Z-Score、Balance Map、歪み解消方向を可視化するツールです。
今回のように、XAUUSD / USDJPY / XAUJPYの関係から、単一チャートでは見えにくい「歪みの戻り」を観測できます。
介入余波PROの商品ページを見るTEPPAN VIEWER / CONFIDENCE
TEPPAN VIEWERは、価格パターン、Entry候補、SL候補、TP候補をチャート上に可視化します。TEPPAN CONFIDENCEは、そのパターンに入るべき質があるかを確認する判断支援ツールです。
Catcherと併用することで、価格パターンの形と、三通貨パリティ上の歪み方向が一致しているかを確認しやすくなります。
TEPPANの商品ページを見る三通貨パリティ分析マスター教材
介入余波PROを「シグナルを見るだけのツール」で終わらせず、歪みの本質、観測、記録、検証を学ぶための教材です。
今回の記事のように、CatcherとTEPPANの判断をより深く理解したい方には、WHYを補強する資料として活用できます。
マスター教材の商品ページを見る形が出たから入るのではなく、歪み・パターン・信頼度・出口を見る
前回記事は、XAUUSD M15の実チャート上で、CatcherとTEPPANの併用イメージを紹介したものでした。今回記事は、その判断プロセスを過去約9か月間のバックテストとして数値化したものです。
TEPPAN VIEWERはチャート上のパターン、Entry、SL、TPを可視化します。TEPPAN CONFIDENCEは、そのパターンに入るべき質があるかを確認します。そして、介入余波PRO Catcherは、単一チャートでは見えない市場間の歪みと、その解消方向を確認します。
これらを組み合わせることで、「形が出たから入る」ではなく、「歪み・パターン・信頼度・出口が揃ったときだけ検討する」という、より構造的な判断が可能になります。EAはその判断プロセスを検証・自動化するための開発中の取り組みであり、裁量トレーダーにとっても、CatcherとTEPPANの組み合わせは実践価値のある分析アプローチだと考えています。
本記事は、インジケーターの表示例、バックテスト結果、分析プロセスの共有を目的としたものであり、投資助言・売買推奨を目的としたものではありません。
掲載しているバックテスト結果、シグナル、ターゲットライン、パターン表示、Confidence、Z-Score等は、将来の値動き、利益、勝率、特定の取引結果を保証するものではありません。
今回の検証結果は、Strategy Tester上の特定条件における結果であり、実運用ではスプレッド、約定、スリッページ、ブローカー環境、相場レジームにより結果が変動します。
実際の取引判断は、ご自身の責任と十分なリスク管理のもとで行ってください。