[過去に使用してきた手法] ③RSIダイバージェンス手法
こんにちは、2payです!
今回は手法シリーズ第3弾、「RSIダイバージェンス」です。
これは初期の頃に先輩に教えてもらった手法のアレンジです。
先輩のやり方では水平線orトレンドラインの反発ポイントにダイバージェンスを重ねて反発根拠の質を高めるという説明を受けました。ほんとか?
ダイバージェンスとは?
まず言葉の定義から行きましょう。
「ダイバージェンス」とは何でしょうか?
「"逆行現象" に決まってんだろ」って?
直訳は (Divergence: 発散) です。
類語として
Retrograde: 逆行
Contradiction: 矛盾
Opposition: 反対
「発散」がなぜ「逆行現象」になるのでしょうか?
Divergenceを意訳すると、
”元々は類似していた状態が次第に逸脱していき 別のものになっていく様のこと”
を示すそうです。
価格の切り上げとオシレータの切り下げは「発散」をイメージできますが、価格の切り下げとオシレータの切り上げは「収縮」に見えると思います。
(ちなみにConvergence: 収縮です)

史実に基づくと、統計・経済学でDivergenceという言葉が使われていたのがチャート分析で転用されるようになった背景があります。
ただ、価格とオシレータが発散する形状をイメージできた時点で、この現象が発見されたのはモニターにチャートとサブチャートを並べて表示できるようになってからのことと推察されます。
そうすると当時は株式と商品先物が取引の主流なので、戦略はロング中心であったはずです。
ロング戦略で拡散を見るということは、エントリーではなく、エグジット戦略としてトレンドの弱まりを見ていたということまでは読み解けますね。
おそらく天井検知としての需要が高かったのでしょう。
これが本来のダイバージェンスの使い方になります。
反転示唆ではない
よく曲解されるのですが、ダイバージェンスは逆行現象が起きたという事実を示すだけのものであって、価格が反転することを示唆するものではありません。
正確にはトレンドが弱まった(=終了)だけで、継続するか、反転するか予測力はありません。どちらに進むかは全くの五分五分です。
視覚的に反転箇所の方が目立つので、反転しやすいのだと錯覚しているのです。
どう使えば良いのか?
ダイバージェンス範囲は価格が横這いになります。
トレンドが弱まる(または終了する) という認識で良いです。
この期間は価格が短期的なBOXレンジを形成するので、抜けた方向に順張りしましょう。(ダウ理論の解釈でも同義です)
つまりBOXブレイク戦略の軸となるBOXの定義にダイバージェンスを用いるのです。
RSIダイバージェンス手法
用意するもの
・RSI 14 (デフォ値、こだわり無し)
通貨:USDJPY M5
※広範的に使えますが、通貨・スケールの特性は把握してください。
以下はUSDJPY M5ならどのように立ち回るのか?という例です。
通貨とスケールの選定には意味があるので、テキトーに組み合わせるのはNGです。
2026.02.10からエントリーの有無に関わらず連日で見ていきます。
見送る日も含めて例示した方が良いかなと思ったので。
(嘘偽りないありのままを表現しようとするほど自縄自縛が加速しますねぇ)
いつも通り、市場時間を色分けするインジケータを入れています。
これは自作なのですが、プロットされているドットの模様が飛行機だったりします。(ArrowCode:81) 羽田も驚く密度です。
それからトレンド方向が分かりやすいように補助的にMA75を入れています。手法としては使用しません。
2026.02.10
市場時間インジの色ですが、
5:00 ~ 6:59 (東京時間) が赤、
7:00 ~ 14:00 が水色です。
赤から水色に変わるタイミングで発生するダイバージェンスを利用します。
この日は3連続の高値切り上げでした。
(明確な価格の切り上げと、横這いRSIの対比)
このダイバージェンス期間の間に付けた高値と安値でBOXを囲みます。
ダイバージェンスを形成する期間(高値to高値)は1~2時間が目安です。(12~24本)
それ以上大きいものはスケールを変えた方が良いです。
BOXをブレイクしたら順張りです。東京市場開場後の方がブレイクがフェイクになりにくいです。
BOXの高値(ブレイクと反対方向)がSLで、TPは1:1です。
TP到達時間の目安はダイバージェンスの形成期間程度です。
市場を跨ぐ場合は損益に関わらず撤退しましょう。

2026.02.11, 12
ダイバージェンス未発生 (見送り)

2026.02.13, 16
ダイバージェンス発生。
13日はBOXをブレイクしたので取れています。
16日はBOXの下抜けを期待しましたが、抜けずに市場が変わったためノーポジです。

2026.02.17, 18
17日はBOX上抜けましたが損切です。
18日は綺麗なWボトムで反発し、素直に伸びました。

だいたいそんな感じでしょうか。
ダイバージェンスは自然とダブルトップやトリプルトップのようなパターンになるので、ネックラインがBOXのアンカーになります。
そうすればダウ理論が重なるのも理解できると思います。
ダイバージェンスは東京時間以外も使えます。
うまくはまりやすいのは、市場時間の変わり目で起こるダイバージェンスです。
前市場の後場:前場で資金を流したので動きにくい(価格停滞)
次市場の前場:プレオープン時間のポジション蓄積
次市場の本開場:フローを伴った厚いポジションでBOXをブレイク(続伸)

まとめ
今回はここまでになります。
私が市場時間を見るというのは割と近年になってから意識している要素です。
極論トレンドが転換する時というのはプレイヤーが変わった時です。
プレイヤーが変わらない間はホルダーはなるべく想定方向に価格が続伸して欲しいと願うものです。
そんな感じで他者の考えが汲み取れるようになった時、トレーダーとしてブレイクスルーできるはずです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。