仮想通貨相場分析【4月14日】
市場概況:中東情勢の緊迫と金融市場の反発
中東地域では地政学的な緊張状態が依然として継続していますが、投資家の間では「最終的には合意が成立する」という楽観的な期待が根強く、本日未明のビットコイン(BTC)および株式市場は力強い反転上昇を見せました。
トランプ大統領は、戦略的要衝であるホルムズ海峡に位置するイランの港湾封鎖を断行しましたが、政府当局者らは「対話の窓口は閉ざしておらず、合意に向けた外交努力は継続中である」と主張しています。
この強硬姿勢と対話継続の姿勢が入り混じる状況下で、市場は過度なリスクオフを回避しました。
暗号資産市場の動向
ビットコインは本日、7万ドル強の水準から約5.5%の急騰を見せ、心理的節目である7万4,000ドルの大台を突破しました。
この勢いを維持できれば、次なるターゲットである7万5,000ドル台への突入も現実味を帯びています。
ビットコイン日足チャート
一方で、市場心理を示す「恐怖と強欲指数(Fear & Greed Index)」は現在「21」を記録しています。前回の「11」からは改善しているものの、依然として「極端な恐怖(Extreme Fear)」の領域に留まっており、投資家が依然として慎重な姿勢を崩していないことが伺えます。
イーサリアム(ETH)も同様に力強い動きを見せ、本日8.7%の上昇を記録しました。価格は2,190ドルから2,380ドルへと大きく値を戻しています。
イーサリアム日足チャート
CoinGlassのデータによれば、過去24時間で5億5,000万ドルを超えるレバレッジポジションが強制清算されました。
そのうち約80%にあたる4億4,000万ドル以上がショートポジション(空売り)であり、急激な価格上昇が「踏み上げ」を誘発した形となっています。
伝統的資産の推移
·原油先物価格:一時の高騰から落ち着きを見せ、100ドルの節目を下回る97ドル近辺で取引されています。
·金(ゴールド):安全資産としての需要は根強く、1オンスあたり4,800ドル付近での推移が続いています。
·暗号資産市場全体:時価総額は4.8%増加し、2.6兆ドル規模に達しました。主要銘柄以外でも、HYPEやZEC、CARDSといったアルトコインが値を上げています。
過去1週間の振り返りとマクロ経済の歪み
過去1週間を振り返ると、ナスダックが3.17%、ビットコインが2.78%上昇するなど、主要なベンチマークは総じて堅調でした。しかし、この上昇基調は週明けのプレマーケットで急激な反転圧力にさらされています。
背景には、4月11日に米副大統領が「イランとの協議が決裂した」と発表したこと、および翌12日のトランプ大統領によるホルムズ海峡封鎖計画の公表があります。
これに対し、イラン革命防衛隊は海峡付近での軍事行動を「停戦違反」とみなすと猛反発。原油価格が一時7%急騰し103ドルに達するなど、インフレ再燃への懸念が市場を覆いました。
米国のインフレ指標と日本の「一人負け」
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