【今日の相場】3月25日|全面高も外部要因次第、個別株物色が活発化
25日の東京市場は、取引開始直後から幅広い銘柄に買いが殺到する展開となりました。
日経平均株価は前日比1497円高の53749円で取引を終了。
前日に続く上昇となり、市場全体に買いが広がりました。
前日の米国市場では、中東情勢の先行き不透明感が依然として意識され、ダウ平均・ナスダックともに下落して着地。
上値の重い展開となりましたが、その流れとは対照的に東京市場では買いが継続しました。
寄り付きから強い買いが入り、33業種中32業種が上昇。
日経平均だけでなく、TOPIXやグロース250指数も揃って上昇し、全面高の様相となりました。
こうした背景には、エネルギー価格の落ち着きがあります。
WTI原油先物は1バレル88ドル台で推移しており、過度なインフレ懸念が和らいだことが買い安心感につながりました。
原油価格が80ドル台で安定すれば、相場は比較的落ち着いた推移になりやすい環境が整います。
一方で、相場の主導権が外部要因にある構図は変わっていません。
トランプ大統領は、すでに派遣された海兵隊に加え、3000人規模の空挺部隊の投入も報じられており、イラン情勢の早期決着を急ぐ姿勢を強めています。
今週末にかけて、実際に上陸作戦へと進むのか、あるいは外交的に終息へ向かうのか。
この結果次第で、相場の方向性が大きく変わる可能性があります。
こうした中で目立ったのが、個別株への資金流入です。
指数が上昇する一方で、テーマ性のある銘柄に資金が集中する動きも活発でした。
東京海上日動はバークシャー・ハザウェイとの協業への思惑から、2日連続のストップ高まで上昇。
また、売れるネット広告社グループも、堀江貴文氏に関する暗号資産の話題を材料に、こちらも2日連続のストップ高となりました。
指数の動きに加え、こうした個別材料に対しては素直に資金が流入しており、強いテーマには強い上昇が伴う相場となっている点は印象的です。
全面高の一日ではありましたが、相場の行方は依然として中東情勢に大きく左右される状況です。
短期的な上昇に過度な期待を持つのではなく、外部環境の変化を見極めながら慎重に対応していきたいところです。
◆今日の市場整理
・日経平均は1497円高の53749円で大幅上昇
・米国市場は中東情勢懸念で下落
・東京市場は33業種中32業種が上昇の全面高
・WTI原油は88ドル台で推移
・東京海上日動、売れるネット広告社が2連続ストップ高
◆投資家メモ
本日の上昇は、原油価格の落ち着きによる安心感が背景にありますが、相場の主導権は依然として中東情勢にあります。
特に米軍の動きやトランプ大統領の判断次第では、相場が大きく上下に振れる可能性がある状況です。
特に、今週末の中東情勢は要注意だと思っています。
落としどころを見つけて戦争は終息に向かうのか。
または、地上戦に至るのか。
これにより、株式相場は大きく状況が変わるはずです。
細心の注意をもって、情勢を見極めたいと思います。
Is it OK?