【今日の相場】3月18日|原油安と米株高で大幅反発、半導体株が牽引
18日の東京市場は、取引開始から徐々に買いが優勢となり、後場にかけて上げ幅を拡大する展開となりました。
日経平均株価は前日比1539円高の55239円で取引を終了。前日までの不安定な流れから一転、大幅反発となりました。
前日の米国市場では、ダウ平均・ナスダックともに上昇。
中東情勢への過度な警戒感がやや後退し、特に原油価格の落ち着きが投資家心理の改善につながりました。
この流れを受けた東京市場も、寄り付きから買いが先行。
さらに取引時間中にWTI原油先物が1バレル91ドル台まで下落すると、インフレ懸念の後退が意識され、買いに拍車がかかる形となりました。
加えて、トランプ大統領がイラン情勢について早期終結を示唆する発言を行ったことも、市場の安心感を後押し。
地政学リスクの緩和期待が広がり、リスク選好の動きが強まりました。
その結果、日経平均だけでなく、TOPIXやグロース250指数も揃って上昇。
幅広い銘柄に買いが入る、いわゆる全面高の展開となりました。
中でも目立ったのは、半導体関連株の強さです。
これまで上値の重さが意識されていたアドバンテストやソフトバンクグループといった主力銘柄に買いが集まり、指数を押し上げる形となりました。
また、原油価格の動向を背景に海運株にも資金が流入。
商船三井は連日の上昇となり、テーマ性のある分野への資金シフトが続いていることを示しています。
前日までの不安定な相場から一転し、投資家心理は大きく改善。
ただし、こうした急速な地合いの変化は、外部要因に大きく左右されていることも事実です。
◆今日の市場整理
・日経平均は1539円高の55239円で大幅反発
・米国市場は原油落ち着きで上昇
・原油は取引中に91ドル台まで下落
・トランプ発言で地政学リスク緩和期待
・半導体株(アドバンテスト、SBG)が指数を牽引
・海運株(商船三井)も資金流入
◆投資家メモ
本日の上昇は、原油価格の低下や地政学リスクの緩和期待といった外部要因による部分が大きく、相場の基調が完全に変わったと判断するにはまだ早い局面です。
明日は日米首脳会談や日銀政策決定会合の発表など、相場や為替の方向性に影響を与えかねない重要イベントが控えています。
内容次第では、再び大きく流れが変わる可能性も十分に考えられます。
こうした局面では、短期的な上昇に安易に飛びつくのではなく、冷静に状況を見極める姿勢が求められます。
週明け以降の相場を占う意味でも、明日の動きには注目しておきたいところです。
よろしいですか?