鏑木 高明 『週刊 金相場展望』 2026年3月16日号
株式会社投資日報社の代表取締役社長であり、アストロロジー相場分析のパイオニア、金融サイクル分析の第一人者である、鏑木高明が毎週執筆を行っている金相場展望のレポートでございます。
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先週のNY金相場は前週比97.0㌦安の5,061.7㌦で引けた。米・イスラエルのイランに対する武力攻撃への代償はホルムズ海峡封鎖から、原油価格の100㌦突破へとその影響度は日々増しつつある。
米株が3月に入ってから下げ足を速めている。株のショック安は金相場へも影響を与えるのだが、感触としては金の下げはここまではそれほど強くない。先週も比較したが、過去の株のショック安時で経験したほどの下げはまだ到来していない。
古典的な材料であるなら、戦争はリスク回避姿勢の強まりから、安全資産に逃げ込むことから債券や金が上昇するのだが、いつからか、近年では株の急落は金相場にも波及することが知られてきた。具体的には株式市場が急落すると、レバレッジ取引をしている投資家に追証が発生、そのため投資家は利益が出ている資産を売って現金を作る必要がある。そこで売られる代表が金先物、金ETFと言われている。
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【鏑木高明 プロフィール】
関西学院大学経済学部卒。1995年に世界的に著名な米国のマーケットアナリスト、レイモンド・メリマン氏と提携、国内初の相場サイクルとアストロロジーレポートを発行。サイクル、アストロロジーを活かした相場分析には定評がある。株式会社投資日報社 代表取締役、投資日報出版株式会社 代表取締役、日本テクニカルアナリスト協会会員、『投資日報α』編集長。
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