聖杯を見つけたかもしれない
前回の記事でも触れましたが、鬼速AIのAI部分を外部サーバーでさらに学習を行うというプロジェクトを進めています。
そこで改めて、これまで詳しくは触れていなかった鬼速AIの「AI」部分について解説しましょう。
※難しい話はありません。鬼速AIはこの複雑なデータに基づいた結果をただ示すものです。
鬼速AIには、膨大な量の学習データを適用し、適切なパラメータ設計や統計要素を組み込んでいます。
しかし、学習データをそのままMT4に乗せても動きません。結果的に商品ページ上で「microAI」と呼ぶ
MT4上で動くことを優先した設計になっています。
もちろん、このままの稼働でバックテスト通り、フォワードでは投資ナビで公開しているチャートの通りになっています。
しかし、以前説明した通り、GOLDでは使うべきではないなど、制限もあります。
これはファンダメンタルズ要因が大きいのですが、学習データがドル、ユーロ、円、ポンドなどに寄っていることにも起因しています。
メジャー通貨を学習すれば、それに連動して動くFXの通貨ペアには適用しやすいのですが、コモディティは難しい部分がありました。
このプロジェクトのために新たに汎用学習データではなく、通貨ペアごとの学習データを用意したところ、恐るべき結果に。
テストデータ(学習データ→フォワードのシミュレーション)へ適用を行ったところ、勝率90%超えサインが頻出。
とは言え、この勝率はAIが算出した「自称」勝率(=確信度)に過ぎません。
そこで、実際のポイントでその自称勝率が正しいのかどうかを判定します。
その結果がこのデータです。
にわかには信じられないかもしれませんが、勝率90%とAIが確信したポイントでは、実際にほぼ負けなしとなっています。
一つ×になっているところも、70pips以上取れなかったという点で×となっているだけで、負けたというわけではありません。
もちろん、このフォワードシミュレーションデータには、これらのサインは入っていません。
要するに2024年までのチャートを単独で学習させ、2025~2026年のチャートでテストしたということです。
そのテストで、これだけの勝率(確信度)をたたき出したということです。
AIが学習するデータ量は膨大です。
上記の画像はAIが学習するデータのほんの一部です。
これだけのチャートの環境認識を自動で学習し、新しいチャートで類似ポイントからどこでエントリーし、どこまで伸びるのかを予測することが可能になります。
ただし、AIなら何でも勝てるというわけではありません。
例えば、特定の環境にフィッティングしすぎる「過学習」が起きることもあります。
EAで言えばカーブフィッティングと言われるようなものです。
あるいは、AIに与えるデータが悪ければ「的外れな学習」をしてしまう場合もあります。
例えば、移動平均線を基にAIへ学習させても、移動平均線と相場変動が実は無関係で、重要なのは移動平均線のクロスであった場合、どれだけ学習させても全く機能しないことも多々あります。というより、ほとんどの場合で機能しません。
鬼速AIの学習時も、様々なチャート情報(インジケーター、ローソク足、乖離率、直近の動き、時間帯、曜日、・・・)を学習させてはリセットを繰り返しました。
これは自動化できるものではなく、動かして試すのを繰り返す必要があります。
そして、最終的に明確な優位性を示した学習データを使用したのが、鬼速AIです。
「所詮はコンピューター」だと思う方もいるかもしれません。
中には「人間の直感の方が」と感じる方もいるでしょう。
しかし、人間の直感も「経験」によるものです。
人間、特に利益を出し続けているトレーダーは経験を無意識に直感へ変換しています。
そして、人間の学習には必ず誤差(思い込み、勘違い、忘却)が生じます。
例えば、特定の食品で食あたりになると、たった一回の経験で二度とその食べ物が食べられなくなるというのは一種の過学習です。
トレーディングに置き換えるなら、一度大勝ちすると、その経験が忘れられずにハイレバを繰り返すようなものです。
AIの学習も同様の誤差が出ます。
しかし、誤差が出てもそれを数値で「学習に誤差が出ている」と認識できます。
人間ではその認識もできずに誤った学習のままトレーディングを続けてしまいます。
こういった意味で、鬼速AIは、常勝トレーダーの正しい直感をそのままインプットできるツールであると言えます。
よろしいですか?