【今日の相場】3月13日|中東情勢が重石、東京市場は再び下落
13日の東京市場は、取引開始から売りが先行する展開となりました。
日経平均株価は前日比633円安の53819円で取引を終了。前日までの流れを引き継ぎ、東京市場は再び下落となりました。
前日の米国市場では、ダウ平均・ナスダックともに下落して着地。
中東情勢の緊迫化が続く中、特にホルムズ海峡封鎖への懸念などが意識され、イラン情勢の長期化を警戒する動きが広がっています。
こうした地政学リスクが市場心理を冷やし、投資家のリスク回避姿勢が続いています。
この流れを受けた東京市場では、寄り付き直後にメジャーSQが算出されました。
SQ値は52909.45円で決着。前日の終値と比べると約1500円も下で決まる形となり、いわゆる「幻のSQ値」となりました。
SQ値が大きく下で決まると、その水準に到達しないまま相場が推移するケースも多く、市場参加者の間では今後この水準が意識される可能性もありそうです。
またエネルギー市場では、WTI原油先物が一時1バレル97ドルまで上昇。
中東情勢の緊迫化を背景に原油価格が上昇しており、エネルギーコストの上昇が世界経済への影響として意識される状況となっています。
こうした原油価格の上昇も、株式市場の上値を押さえる要因となっています。
為替市場では円安の動きも続いています。
ドル円は159円後半まで円安が進行しており、再び為替介入の可能性が意識される水準に近づいています。
為替の動向も、今後の市場心理を左右する材料の一つとなりそうです。
個別銘柄では、フジクラがAIデータセンター需要の拡大を背景に3000億円規模の設備投資を発表。
このニュースを受けて後場から強い買いが向かう場面も見られました。
東京市場全体としては地政学リスクが重石となる展開が続いていますが、個別ではAI関連などテーマ性のある銘柄に資金が向かう動きも見られています。
中東情勢の先行きが不透明な状況が続く中、相場は外部要因に振られやすい状態となっています。
来週こそは落ち着いた値動きの中で、東京市場の底堅さが確認できる展開に期待したいところです。
◆今日の市場整理
・日経平均は633円安の53819円で取引終了
・米国市場はダウ・ナスダックともに下落
・ホルムズ海峡封鎖懸念など中東情勢が市場心理を冷やす
・メジャーSQは52909.45円で決着し「幻のSQ値」に
・WTI原油は一時97ドルまで上昇
・ドル円は159円後半まで円安進行
・フジクラはAIデータセンター需要を背景に設備投資発表で上昇
◆投資家メモ
最近、任天堂などのゲーム関連が密かに盛り上がっています。
市場全体が中東情勢に気を取られている中、これまで軟調だった任天堂を軸に、コーエーテクモやカプコンなども下値を切り上げる推移を辿っています。
今後もしばらく中東情勢が安定しない場合、ゲーム関連が独歩高を演じる可能性も頭にいれておきたいところです。
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