『美しいチャートに整ったとき、反転の兆し』ハーモニックパターンでチャート監視
**ハーモニックパターン(Harmonic Patterns)**について
これは、FXや株式トレードなどのテクニカル分析手法の一つで、**「幾何学的なチャートパターン」と「フィボナッチ比率」を組み合わせて、相場の反転ポイント(天井や底)**を高精度で予測する手法です。
一言で言うと、**「チャートが美しい形(特定の比率)になったとき、相場は反転しやすい」**という考え方に基づいています。
1. ハーモニックパターンの基本構造
ハーモニックパターンは、基本的に**5つの点(X, A, B, C, D)**を結んだ「M字」や「W字」の波形で構成されます。
買いパターン(Bullish): 「W」のような形(D点で買い)
売りパターン(Bearish): 「M」のような形(D点で売り)
最も重要なのは、各波の長さが**フィボナッチ比率(0.618, 0.786, 1.272, 1.618など)**に合致していることです。単なる形ではなく、数学的な裏付けが必要となります。
2. 代表的な4つのパターン
数多くの種類がありますが、基本となる「ビッグ4」と呼ばれるパターンを覚えるのが近道です。それぞれの違いは、B地点の戻り率とD地点の到達点にあります。
① ガートレー (Gartley)
最も基本的で有名なパターンです。
特徴: XAに対してBが**61.8%**戻すのが条件。
D地点: XAに対して**78.6%**の押し/戻り位置で反転します。
動き: X地点を超えずに反転するため、比較的安全なトレンドフォローの押し目・戻り目となります。
② バタフライ (Butterfly)
X地点を突き抜けて大きく動くパターンです。
特徴: B地点の戻りが78.6%と深い。
D地点: X地点を超えて、XAの127.2% (1.272) または 161.8% まで伸びきったところで反転します。
動き: トレンドのクライマックス(行き過ぎた動き)からの逆張りを狙う形です。
③ バット (Bat)
ガートレーに似ていますが、少し形が異なります。
特徴: B地点の戻りが浅い(38.2%〜50%)。
D地点: ガートレーよりも深い、XAの**88.6%**まで引きつけて反転します。
動き: 非常に勝率が高いとされるパターンの一つです。
④ クラブ (Crab)
最も強烈な値動きをするパターンです。
特徴: バタフライ同様、X地点を超えますが、伸びが非常に長いです。
D地点: XAの**161.8%**という非常に遠い位置まで伸びます。
動き: 急激なトレンドの最終局面で現れることが多く、決まれば大きな利益になりますが、リスクも高いです。
3. トレードの手順(PRZの活用)
ハーモニックパターンでは、D地点のことを**PRZ(Potential Reversal Zone:反転有力ゾーン)**と呼びます。
パターンの発見: チャート上でX-A-B-Cが形成されそうな波を見つける。
D地点の予測: フィボナッチを使ってD地点(PRZ)を特定し、指値やアラートをセットする。
エントリー: 価格がD地点(PRZ)に到達し、プライスアクション(ローソク足の反転シグナルなど)を確認してエントリー。
損切り(Stop Loss): PRZを明確に抜けた場所(X地点の少し外側など)。
利確(Take Profit): A-D間のフィボナッチ38.2%や61.8%戻し、あるいはA地点やC地点を目安にする。
4. メリットとデメリット
| メリット | デメリット |
| リスクリワードが良い(損切り幅が狭く、利益幅が広い) | 正確な計測が必要で、目視での発見が難しい |
| 「どこでエントリーするか」の基準が明確 | 強いトレンド発生中は、パターンが崩れて突き抜けることがある(ダマシ) |
| 天井と底を捉えるため、利益を最大化しやすい | 慣れるまではツールの補助が必要 |
まとめ
ハーモニックパターンは、**「フィボナッチ比率を用いた幾何学的な逆張り手法」**です。
XABCDの5点を探す。
B地点の戻り率でパターン(ガートレー、バットなど)を判別する。
**D地点(PRZ)**での反転を狙う。
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