なぜ「分かっているのに」ルールを破ってしまうのか
FX
ルールは知っている。
危険な場面も分かっている。
それでも、同じ失敗を繰り返してしまう。
この矛盾に、ずっと違和感があった。
負けた時に振り返ると、
原因はいつも似ている。
・エントリーを早めた
・根拠が薄いのに入った
・「今回はいける気がした」
つまり、
負けた理由は相場ではなく、自分だった。
よく言われる。
「メンタルを鍛えろ」
「感情をコントロールしろ」
でも、実際にやってみると分かる。
感情は、コントロールできない。
焦り、不安、取り返したい気持ち。
これらは意志とは無関係に湧いてくる。
ここでようやく気づいた。
問題は
「感情があること」じゃない。
感情が“判断に介入できる構造”にあることだった。
裁量トレードは、
毎回こう問いかけてくる。
・今入るべきか?
・もう少し待つか?
・利確するか、伸ばすか?
この「考える余地」こそが、
感情の入口になっていた。
プロはここを放置しない。
感情を消そうとしない。
強くなろうともしない。
代わりに、
判断する場面そのものを減らす。
・入る条件を固定する
・迷う形を排除する
・決済を仕組みに任せる
これは勝つためじゃない。
壊れないための設計だ。
「分かっているのに守れない」の正体は、
意志の弱さでも、才能不足でもない。
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Is it OK?