「避けられない苦難に直面したとき、それに対してどのような態度をとるかを選ぶ自由が人間にはある。そしてその選択そのものに意味がある」(『夜と霧』ヴィクトール・E・フランクル)
FX
実はまだ読んだことがない、20世紀の名著『夜と霧』。
AIで調べてみると、以下のような書物だそうです。
『夜と霧』は、オーストリアの精神科医・心理学者
ヴィクトール・E・フランクル
(Viktor Emil Frankl, 1905–1997)による、
ナチス強制収容所での体験記です。
初版は1946年(ドイツ語)。
フランクルは1942年から1945年まで、
アウシュビッツを含む複数の強制収容所に収容されました。
本書は、単なる悲惨な体験の告発ではなく、
極限状況における人間の心理を、驚くほど冷静に分析した記録だと言われています。
よく調べてみると、
アウシュビッツにいたのは数日間だけだったようですね。
……あそこは、もうガス室ですもの。
そんな背景もあって、
「怖そうだな」「気分が悪くなりそうだな」
という印象が先に立ち、
これまで何となく避けていた書物だったのだと思います。
新訳と旧訳があるようですが、今回は旧訳を選びました。
敢えてグロテスクな写真が掲載されている版と聞きます。
色々と調べものをしているうちに、
不思議と興味が湧いてきて、
つい・・Amazonでポチッとしてしまいました。
本書には、こんな言葉があるそうです。
「人間からすべてを奪うことができるが、
たった一つだけ奪えないものがある。
それは、与えられた環境でどのような態度をとるかを選ぶ、
最後の自由である」
「避けられない苦難に直面したとき、
それに対してどのような態度をとるかを選ぶ自由が人間にはある。
そしてその選択そのものに意味がある」
「生きることにまだ何かを期待している人間は、収容所で挫折した。
私たちが生きることから何かを期待するのではなく、
生きることが私たちに何を期待しているかが問題なのだ」
ナチスの強制収容所で、想像を絶する体験をした人の言葉……。
正直、まだ深く理解できているわけではありません。
それでも、
説得力が、桁違い
だということだけは、ひしひしと伝わってきます。
生きる意味を持っていた人は生き延び、
身体的には強靭でも、生きる意味を失った人は亡くなった――
そうした現象が、実際にあったようですね。
……きっと、そうなのでしょう。
無理やりFXに結びつけるとしたら、
こんな問いが浮かびます。
トレードすることに“意味”を持っている人は生き延び、
単にお金を儲けたいだけの人は、
結果として退場してしまうのだろうか?
答えは簡単ではありませんが、
少なくとも、考える価値はありそうです。
せっかくのお正月。
テレビなんか観ずに、この本を読んでみようと思います。
……怖いけど(笑)
では、また次回。
【無料】スプレッド監視インジケータ「Spread Monitor(スプレッドモニター)」
【宣伝】単ポジのEA(七色USDJPY)を販売してます。フォワード実績3年です。
自身のリアル運用も公開してます。ご参考にして下さい。
×![]()
よろしいですか?