【根拠】ABUADX(TF2)とABUDMI(TF1)のフィルターでトレンド終焉予測ができる理由と精度を徹底検証
こんばんは!
しろうです。
このあいだのあぶさんのポスト
ABUADX(TF2)とABUDMI(TF1)でトレンド終焉がわかり、ライントレードで役に立つ
という有益な情報を共有してくださりました。

トレンドの終わりがわかるって本当?

ADXとDMIでどうしてトレンドの終わりがわかるの?
と気になる人の為に、今回の記事では
- トレンドの終わりがわかる理由
- ABUADXとABUDMIのフィルターの精度
について、忖度なしで徹底的に検証したのでご紹介します!
ABUADX(TF2)とABUDMI(TF1)のフィルターのトレンド終焉予測ができる理由

ABUADXとABUDMIでトレンド終焉が予測できる理由について、2つのインジケータ―を軽くおさらいです。
2つは
- ABUADX = トレンドの強さ
- ABUDMI = トレンドの方向
に特化したインジケーターです。
フィルターとして言語化すると、
上位足でトレンドの強さが出ていて、かつ執行足でトレンドの方向が合っているとき
となります。
もっとわかりやすくするために、一つずつ分解してみましょう。
まずABUDMIから。
色転換を画像でみてみましょう。
AUDCHF 1時間足

見ていただけるとわかるのですが、ABUDMIではピークが終わってすぐに色転換しています。
つまり、
ABUDMIカレント色転換自体がトレンドの終焉を示している
ことになります。
次にABUADX(TF2)、こちらは1つ上位足になりますね。
FXの基本は上位足に対して順張りです。
上位足にトレンドの強さが逆だったら、執行足で逆行する恐れがあります。
これは上位足に対する順張りのためのフィルターとなります。
執行足で方向があっていても、上位足で違っていたら反対方向にいってしまう可能性があるということです。
要約
ABUDMIでトレンド終焉を予測し、ABUADX(TF2)でトレンドの強さが合っているか
をフィルターで察知するというわけですね。

この2つが合っているだけでも優位性が高そうですね
次に、気になる
ADX(TF2)とDMI(TF1)がどれくらいフィルターとして精度があるのか?
を検証してみました。
ABUADX(TF2)とABUDMI(TF1)のフィルターのトレンド終焉予測の精度を徹底検証

トレンドの終わりのところ(大体の感覚で判断しています)に赤いラインを入れています。
集計結果
フィルターの精度として、
- 10回有効
- 4回無効
という結果になりました。
しかし、政策金利時やDMI色転換1個目も含まれますので、きちんとファンダメンタルズを行い色転換1個目をみていれば無効は1回のみ。
さらに無効1回もDMI色転換損切りをいれていれば微損ですむ、という結果になりました。
AUDJPY

3つとも両インジケーターで回避できていますね。
CADCHF

予測できていますね。
EURAUD

真ん中の赤ラインのみ無効となります。

DMIの色転換なら安全に損切りできそうですね
EURGBP

どちらもフィルターとして有効です。
全自動なら、左側でショート点が出ているところで損切りになっているかと思います。
GBPNZD

右側は無効ですが、こちらはNZの政策金利が発表された時間です。
USDJPY

真ん中は有効ですが、両サイドはギリギリフィルターとして効いてないところでした。
さいごに

ADXTF2とDMITF1でトレンドの終焉が予測できるのはチャートをみてもはっきりわかりました。
あぶさんの視点はほんとうにすごいと思います。
話はちょっとだけそれますが、ここまでトレンド終焉を察知できるのなら、
本来の天と地のEAのように点利確&オシレーターTF2色転換で損切りの手法
も良いのかなと思いました。

調整で、ラインを超えてバンド2.0まで戻ってきてしまうことがたまにあるので
Is it OK?