植田日銀総裁の追加利上げに慎重な姿勢受け、ドル円は157円台後半まで上昇。

【12/19相場概況】

東京時間、日銀は金融政策決定会合で政策金利を0.25％引き上げることを決定し、声明で「緩和的な金融環境は維持される」など一部の市場が期待したほどタカ派寄りではなかったことに円売りで反応すると、ドル円は156.16円まで上昇。欧州時間、植田日銀総裁の記者会見で「中立金利の推計、相当なばらつきがあり前もって特定は難しい」「利上げ余地は経済・物価・金融への影響をチェックして判断」などと発言すると、「日銀は利上げペースを速めることに慎重な姿勢を示した」と受け止められ、円売りが先行。NY時間、米国株や日経平均先物が上昇すると、ドル円は157.78円まで上昇。

【12/22相場観】