鏑木 高明 『週刊 金相場展望』 2025年12月15日号
株式会社投資日報社の代表取締役社長であり、サイクル分析の大家でもある、
鏑木高明が毎週執筆を行っている金相場展望のレポートでございます。
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※ 本レポートは年末(12月29日号)と年始(1月5日号)はお休みさせていただきます。
新年は2026年1月13日号よりスタートいたします。
先週のNY金相場(期近)は前週比85㌦高の4,328.3㌦で引けた。高値は10月20日につけた史上最高値(4,398㌦)に迫る4,387.8㌦を付けた。ここまでは先週述べた通り「線形はダブルトップ型になっているが、まだ反騰が終わったとは確定できない。最低でも4,000㌦を下回らないとトレンド転換にはならない」。ただ本欄では調整のフォーメーションにこだわっている。
調整のフォーメーションについては4週間前に提示したチャートを参照する。コメントについては先週こう述べた。「……現段階ではBに向かう動きと予想される。その意味ではAは既に10月28日3,901㌦で付けていたことになるが、時間軸では予想よりかなり速い展開であり、間もなくBを付けて修正高を終えると予想される。あるいはもう一つ規模の小さいa-b-c=Aとも考えられる」。
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【鏑木高明 プロフィール】
関西学院大学経済学部卒。1995年に世界的に著名な米国のマーケットアナリスト、レイモンド・メリマン氏と提携、国内初の相場サイクルとアストロロジーレポートを発行。サイクル、アストロロジーを活かした相場分析には定評がある。株式会社投資日報社 代表取締役、投資日報出版株式会社 代表取締役、日本テクニカルアナリスト協会会員、『投資日報α』編集長。
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