FOMCでは、タカ派的利下げ。ドル円は一時155.79円まで下落。
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【12/10相場概況】
東京時間、ドル円は、高く始まった日経平均がマイナス圏に下落した事を受け156.56円まで下落。欧州時間、ドル円は156.70円を挟み小動き。NY時間、FOMCでは、市場予想通り政策金利を0.25%引き下げ(3.50-3.75%)を決定。声明では「米経済活動が緩やかなペースで拡大していることを示唆」「FF金利の目標レンジのさらなる調整の程度とタイミングを検討する際、FOMCは入ってくるデータ、進展する見通しおよびリスクのバランスを慎重に評価する」と指摘した。また、準備預金残高が十分な水準まで減少したと判断し、準備金を恒常的に十分な水準に維持するため、必要に応じて短期国債の購入を開始するとした。また、同時に公表されたFOMCメンバーの金利見通し(ドット・プロット)では、2026年と27年は1回の利下げ予想が維持され、長期金利(中立金利)見通しも3.0%で据え置かれた。FOMCの結果を受けてマーケットは株高・金利低下・ドル安で反応した。ドル円は一時155.79円まで下落。
なお、パウエルFRB議長はFOMC後の会見で「インフレ率は依然としてやや高い」「雇用の下振れリスクは最近高まっているようだ」「FRBは会合ごとに決定を下す」「FRBは経済の動向を見守る態勢にある」「1月FOMCまでに多くのデータが得られるだろう」などと述べ、今後の政策判断において経済指標を見極める姿勢を示した
【12/11相場観】
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