日銀利上げ観測+米利下げ観測で、ドル円一時154.50円まで下落。

【12/4相場概況】

東京時間、ドル円は本邦長期金利の上昇を受け155.02円まで下落、その後155.54円まで買い戻された。また、「日銀が12月の会合で利上げの可能性が強まる」「高市政権も容認する構え」などの一部報道が伝わると155.19円まで下落。欧州時間、ドル円は、日銀の利上げ観測で円買いが先行すると、一時12/1の安値154.66円を割り込み154.50円まで下落。NY時間、ドル円は、米10年債利回りを受け、154円台後半の揉み合いから155.10円台まで上昇。なお、米新規失業保険申請件数が19.1万件と市場予想の22.0万件に対し大きく改善されたが、ドル買いの反応は限定的となった。

【12/5相場観】