鏑木 高明 『週刊 金相場展望』 2025年11月10日号
株式会社投資日報社の代表取締役社長であり、サイクル分析の大家でもある、
鏑木高明が毎週執筆を行っている金相場展望のレポートでございます。
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先週のNY金相場(期近)の引け値は前週比13.3㌦高の4,009.8㌦で引けた。10月20日の史上最高値(4,398)から、28日の安値(3,901)まで11.3%の下落を演じた後は、弱い戻りに入っている。戻りは4,090から4,208㌦がフィボナッチレンジ。非常に弱い相場であれば50%戻しを超えない。
ただし、2011年の如く、ダマシとして史上最高値を更新して終了したケースもあるので注意したい。
もし、62%戻しを超える場合(4,208以上)はその可能性を強める。
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【鏑木高明 プロフィール】
関西学院大学経済学部卒。1995年に世界的に著名な米国のマーケットアナリスト、レイモンド・メリマン氏と提携、国内初の相場サイクルとアストロロジーレポートを発行。サイクル、アストロロジーを活かした相場分析には定評がある。株式会社投資日報社 代表取締役、投資日報出版株式会社 代表取締役、日本テクニカルアナリスト協会会員、『投資日報α』編集長。
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