【稼働時間別】FX自動売買が生活をどう変えるかシミュレーション
FX
FXトレードに参入すると「気づいたら時間がなくなってる」と感じる方が多いのではないでしょうか。
朝は前日・本日の相場チェック、昼はポジションが気になり、夜はチャートと向き合って寝不足。
そんな生活を変えるきっかけになるのが、EA(自動売買システム)です。
では実際に、EAを導入すると1日の過ごし方はどう変わるのでしょうか。
ここでは、裁量トレードとの比較を交えながら、稼働時間別にシミュレーションしてみます。
■朝時間
裁量トレードの場合、朝から情報の波に飲み込まれがちです。
為替ニュースをチェックし、ドル円・ユーロドル・ポンド円・ユーロ円・ゴールドなどの主要通貨のチャートを開いて大量のインプットを行います。
「昨日エントリーしておけばよかったか」「今日の相場は上がるのか、下がるのか」と考えるうちに、朝の時間が慌ただしく過ぎていきます。
一方で、EAを稼働させている投資家の朝はとても穏やかです。
トレード判断をEAに任せているため、心理的なストレスがありません。
その時間を使って、本業に関する情報収集をしたり、趣味のコンテンツ消費に充てたりと、
「朝のスキマ時間を自分の成長や楽しみのために使える」ようになります。
これは、想像以上に生活の質を高めてくれる変化です。
■昼時間
裁量トレードでポジションを持っていると、仕事中もチャートのことが頭から離れません。
「利確すべきタイミングが来ているのでは?」「損切りラインをずらすべきか」といった思考が続き、集中力が途切れてしまうこともあります。
スマホでポジションを確認しては気をもみ、仕事も中途半端な時間が増えがちです。
結果、仕事の終える時間も遅れがちになり、「21-22時のロンドン時間が始まるまでに終わればいいか」となることもあるでしょう。
EA運用では、その不安や注意散漫から解放されます。
自動売買があらかじめ設定したロジックに基づき、正確にエントリーと決済を行ってくれるため、昼間はトレードのことを完全に忘れて仕事に集中できます。
この「集中できる時間」が積み重なることで、本業の成果も上がりやすくなります。
定時どころかその1-2時間前にはその日の仕事は全て終わっていて余裕のある状態が作れることも増えるでしょう。
■夜時間
裁量トレーダーは、夜が本領発揮。PC上に複数のインジケーターを表示させ、ロンドン時間からニューヨーク時間にかけてトレードを行います。そうして気づけば深夜2-3時を過ぎていることもしばしば。寝不足で翌朝を迎える——そんな日々を繰り返してしまいがちです。
EA投資家の夜は、まったく異なります。
トレードはEAが自動で行ってくれるため、家族や友人と過ごす時間を確保できます。ジムに行って体を絞る時間にも充てられます。
夜にすることといえば、EAのポートフォリオを確認し、「利益が出ているEA」「想定ドローダウンの範囲内で推移しているEA」をチェックするくらい。
それ以外の時間は趣味やリラックスに使い、早めに就寝することで翌日に備えられます。
精神的にも肉体的にも安定した生活を送ることができます。
■稼働時間で変わる「自由」の量
EAを稼働させる時間は、実質的に「あなたの自由時間」を増やすことにつながります。
朝の余裕、昼の集中、夜の休息。
これらを取り戻すことで、「トレード中心の生活」から「トレードを味方につけた生活」へと変化します。
ただし、「EAを放置していい」という意味ではありません。
バックテスト結果からくる最大ドローダウンの許容範囲は明確にしておき、ストップロス・トレーリングストップなどの設定は漏れなく実施した上で、EAの成績チェックを日常的に行うことも大切です。
時間がかからず、スマホなどでさっと見れる環境を作っておくことが肝要です。
この小さな習慣が、長期的な安定運用につながります。
■まとめ:EAで“時間の使い方”を最適化する
EAは単なる自動化ツールではなく、「時間を設計するためのツール」とも言えます。
稼働時間をうまく調整し、自分の生活リズムに合わせることで、
トレードも仕事も、そして人生そのものも、より安定した方向に進んでいきます。
もちろん、裁量トレードの方が稼げる、という人もいるため、その場合は裁量トレードのスキルを磨く時間も確保しつつ、
一方でEAにも一部運用を任せて時間の節約と知見・経験の増加を図るのも重要。
EA運用を取り入れることで「少しでも作業に追われない時間帯を増やす」————
それが、これからの時代に合った賢い投資家のスタイルではないでしょうか。
今日書きたいことはそんなところです。
それではまた!
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