鏑木 高明 『週刊 金相場展望』 2025年11月4日号
株式会社投資日報社の代表取締役社長であり、サイクル分析の大家でもある、
鏑木高明が毎週執筆を行っている金相場展望のレポートでございます。
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先週のNY金相場(期近)の引け値は前週比141.3㌦安の3,996.5㌦と前週に引き続き大幅安となった。引け値は4週間ぶりに4,000㌦を割り込み、週の安値は3,901㌦まで下落した。
9週連続陽線後、先週まで2週連続、続落しているが、今回の高値で長期サイクルが天井を付けたかどうかはまだ確認できない。ただ言えることは金相場特有の1年サイクルは天井を付けことは確認できる。現行1年サイクルの起点は昨年11月14日の安値2,536.89であるが、このボトムフォーメーションはトライアングルであったことから、上放れ直前の安値(12月19日2,583)もボトム候補に挙がる。
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【鏑木高明 プロフィール】
関西学院大学経済学部卒。1995年に世界的に著名な米国のマーケットアナリスト、レイモンド・メリマン氏と提携、国内初の相場サイクルとアストロロジーレポートを発行。サイクル、アストロロジーを活かした相場分析には定評がある。株式会社投資日報社 代表取締役、投資日報出版株式会社 代表取締役、日本テクニカルアナリスト協会会員、『投資日報α』編集長。
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