【連載記事】小波から大波まで、全てを捉えるフラクタル・エントリー
小波から大波まで、全てを捉えるフラクタル・エントリーの原理
市場は波でできている
チャートを見ていると、小さな上下動(小波)が積み重なって、やがて大きなトレンド(大波)を形成しているのが分かります。
この構造こそが「フラクタル構造」自然界にも見られる自己相似の法則です。
相場の中では、1分足の波も、1時間足の波も、日足の波も、すべて似た形をしています。
違うのは「スケール」だけ。
つまり、小さな波を読み解ければ、大きな流れをも読むことができるということです。
フラクタル・エントリーとは何か?
フラクタル・エントリーとは、
「小波(短期)でトリガーを掴み、大波(中長期)で方向を合わせる」
という、多層構造の相場認識をもとにしたエントリーロジックです。
従来のエントリーが「ひとつの時間軸だけ」に依存していたのに対し、
フラクタル・エントリーは複数時間足を同時に解析し、波同士の整合性を取ることで、
押し目や戻りの精度をたかめます。
3つの波で市場を読む
フラクタル・エントリーでは、以下の3階層で相場を認識します。
いくら。の場合は
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大波(トレンドの方向)
→ 月足~4時間足で全体の流れを確認。
→ 「買い優勢」「売り優勢」「何足でレンジ」を定義。 -
中波(転換の予兆)
→ 15分足・1時間足で波の転換点を観測。
→ エネルギーの変化(ローソク足の形+出来高)を捉える。 -
小波(エントリートリガー)
→ 1分足・5分足でエントリーのタイミングを特定。
→ 高値・安値の切り替え、ボリバンの収縮→拡散、フラクタルシグナルなどで仕掛ける。
これらが同方向に揃った瞬間こそ、
「波が共鳴し、爆発的な伸びが起こるポイント」になります。
1→2→3→2の順で観察します。最後の2は波が波及してるかの確認に。
フラクタルの本質は「共振」
たとえば、短期足での上昇が、中期・長期の流れと同調するとき、
相場のエネルギーが一点に集中します。
これをフラクタル共振(Fractal Resonance)と呼び、
最も伸びやすい波が生まれる瞬間です。
逆に、時間軸ごとの波がバラバラなときは、
どんなロジックも機能しにくくなります。
このときは「大波を落として観察すること」もあり。
実践:波を重ねるようにエントリーする
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大波の方向を確認(トレンド方向)
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中波で押し目 or 戻りを確認
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小波で反転シグナルを待ちエントリー
この3ステップで入ることで、
「小さく入り、大きく取る」期待値の高いトレードが可能になります。
フラクタル・エントリーの強み
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ノイズに惑わされず、時間軸の整合性を取れる
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順張りと逆張りの境界を明確にできる
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エントリー回数を減らし、勝率と効率の両立が可能
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トレンド転換にも対応できるようになるから投げ時も柔軟になる。
トレードに波の概念を取り入れることで、
チャートは単なる価格の羅列ではなく、「生きたリズム」に変わります。
まとめ:波に乗るのではなく、波を読め
多くのトレーダーは「波に乗ろう」とします。
しかし、本当に勝てるトレーダーは「波を読んで先に待っている」人です。
フラクタル・エントリーとは、
波を重ね、リズムを読むためのものです。
小波から大波までを一つに束ね、
チャートの呼吸を感じとれるよう練習しましょう。
【フラクタルだから大波も小波でも反転するオートエントリーロジック】↓↓↓
https://www.gogojungle.co.jp/tools/indicators/64612
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