カブ知恵発　テクニカル一口コメント（2025年10月10日）

10月10日のプライム市場の売買代金１位はソフトバンクグループ（9984）、2位はアドバンテスト（6857）、3位はディスコ（6146）でした。スタンダード市場の１位は助川電気工業（7711）、2位はメタプラネット（3350）、3位はハーモニック・ドライブ・システムズ（6324）でした。そして、グロース市場の１位はFFRIセキュリティ（3692）、２位はサンバイオ（4592）、３位はレナサイエンス（4889）。

10月10日の日経平均株価の終値は48088.80円。５日移動平均線（10日現在48059.97円）、25日移動平均線（同45339.58円）、75日移動平均線（同42502.49円）全て上回っています。よって、短期・中期の上昇トレンドが発生中と認識しています。

10月10日の東証グロース市場250指数の終値は746.37ポイント。5日移動平均線（10日現在752.70ポイント）、25日移動平均線（同757.26ポイント）、75日移動平均線（同758.78ポイント）全て下回ってきました。よって、短期・中期の下落トレンドが発生した可能性が高いと認識しています。

日経平均株価については、10月10日のRSI（14日）は72.16％（前日は74.71％）でした。東証グロース市場250指数については、RSI（14日）は39.08％（同49.05％）でした。

RSIとは、「Relative Strength Index」の略で、テクニカル指標のひとつです。現在の相場の強弱または過熱感を示してくれます。過去一定期間の上げ幅（前日比）の合計を、同じ期間の上げ幅の合計と下げ幅の合計を足した数字で割って、100を掛けたものです。数値は0％～100％で表され、一般的に70～80％以上で買われすぎ、20～30％以下で売られすぎと判断されます。