インジを使わない!テクニカル分析をマスターするための第一歩とは?
こんにちは。
Guavaと申します。
前回の記事では、「負けグセ」を治すための方法についてお話しました。
「感情コントロールができない(負けグセ)理由は、
自分のトレード手法が正しいと確信できていないから。」
結局は「勝てると確信できるトレードを手に入れるしかない。」
という内容で終わっています。
今回の記事では、より具体的にどのようにすればトレードを確信できるのか?
についてお話していきたいと思います。
ローソク足分析をマスターする
まず結論から書きます。
トレードを確信するためには
「ローソク足」を理解することが絶対に必要です。
なぜなら、ローソク足を理解することが
すべてのテクニカル分析の基盤になるからです。
いきなり厳しいこと書きますと、
インジなどの表面上の使い方だけを
一生懸命覚えてもほとんど意味ないです。
その数字がどのように計算され、何を意味しているのか。
その数字をどう使えばトレードを有利にできるのか。
ここまで考えないと、テクニカル分析したことになりません。
では、どうすればいいかといえば、
やっぱり「ローソク足」を勉強することが一番効率が良いのです。
ローソク足の基本的なこと
- 「終値」
- 「始値」
- 「高値」
- 「安値」
- 「ボリューム」
- 「時間」
ローソク足にはこれらの情報が入っています。どれも重要な情報です。
たった一本のローソク足でも、
たくさんの情報を読み取ることができるのです。
ローソク足から何がわかる?
例えば、こんなローソク足がありました。
ここからどんなことがわかるのか考えてみましょう。
特徴は以下のとおりです。
・始値と安値がおなじ
・終値と高値がおなじ
ということは、図のようにローソク足が完成するまで価格が上がり続けたことを意味しています。
厳密には、こうだったかもしれません。
ただ、ローソク足を見るうえで重要なのは、結果を大まかにとらえることです。
結果からはわからない細かな経緯は、あまり考える必要はありません。
ではこの結果から何がわかるのでしょうか?
ここはシンプルに考えてみましょう。
ローソク足が完成するまで価格が上がり続けたということは、
「強い上昇トレンドだった」ことがわかります。
一般的に陽線ボウズが上昇サインと言われているのはこのためです。
たった一本のローソク足でも、上昇トレンドといえるのです。
では他の例も見てみましょう。
こんなローソク足はどうでしょう。
さきほどの例とは違って、複雑そうにみえます。
でもこうして図で考えると、わかりやすいと思います。
このローソク足は、途中までは売りが優勢だったけど、
結果的に買いが逆転勝利をしたことを意味しています。
ここから何が分かるのでしょうか。
これもなるべくシンプルに考えることが大切です。
売り優勢の状態から買いが逆転勝利をしたということは、
「下降トレンドから上昇トレンドに転換した」ことがわかります。
一般的に「ピンバー」が転換サインになると言われているのはこのためです。
いかがでしょうか。
たった一本のローソク足でも、こんなに多くの分析ができるのです。
それを考えるといきなりインジケーターを使うことが、
どれだけ複雑で大変な分析をしているのか、ご理解いただけるかと思います。
つまり、多くの人は自分の理解を超えていることをやろうとしてしまっているのです。
端的にいって、自らハードルを上げているのです。
なので、まずは一本のローソク足を見て、
大まかにその意味を理解していくことから始めましょう。
地味ですけど、これが一番の近道だと筆者は信じています。
じゃあインジケーターはいらないの?
ここまで読んでいただくと、ローソク足さえ分かっていれば
インジはいらないものに思われるかもしれません。
まぁ、ぶっちゃけそうなのですが。。
ローソク足がわかれば、インジの計算式の意味もわかります。
そして、インジの計算式が頭に入っていれば、
わざわざインジを表示させなくてもローソク足から自分で計算して分析できますよね。
ただ、やっぱりインジケーターは便利です。
視覚的に相場状況を把握できますから、相場分析のスピードも上がるでしょう。
ここで主張したかったことは、
ローソク足が最重要であるということです。
インジケーターはあくまでも効率よく相場分析をするための
「補助ツール」という認識をもっていただくことが、この記事の狙いでした。
おわりに
内容は以上になります。
この記事を読んで参考になった方が一人でもいらっしゃれば幸いです。
次回の記事では、ローソク足分析の続きから書いていきたいと思います。
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それでは、ご完読ありがとうございました。
よろしいですか?