プライスアクションとは?
その言葉のとおり「値段の動き」のことですよね?ローソク足の形状もプライスアクションの一種です。
いついかなる時でも相場が動いている限り起こっているすべての値動きがプライスアクションとなります。
ただ、重要なプライスアクションと重要ではないプライスアクションが存在します。
それははらみ足とか寄り引け十字線とか包み足とかのローソク足のフォーメーションと言われている動きではありません。
そんなもんどこにでも発生します。重要なのはそのような反転の形状が発生する場所は過去のプライスアクションから予測できるということです。
では過去のプライスアクションとは何か?例えば図1のような過去に引けているサポレジラインがあったとします。
そのラインに向かってローソク足が陽線で近づいてきてラインにタッチする前に、手前で一度ローソク足が切り替わりました。
少し上ヒゲを付けて終わったあと次のローソク足で小さい下ヒゲを付けてサポレジラインを上にブレイクし2つ目のローソク足が閉じました。
最初にあったサポレジラインの手前で起こったプライスアクションが新しいサポレジライン(ゾーン)となります。
その後、新しいサポレジライン(ゾーン)で反転のプライスアクションが起きるだろうと予想できます。
それはなぜでしょうか?もともと図1のサポレジラインがありました。つまりここのラインは上値を押さえる抵抗線です。
その抵抗線手前で下に押し下げようとする圧力のため一旦ローソク足が押し戻されて終わりました。
それが1本目の陽線です。2本目の陽線で上にブレイクしますが、ブレイクする前に一旦下に向かおうとしています。
図5の青で描いた波動がローソク足2本の動きです。このようなサポレジラインからの抵抗にあって押し返されたが結局上に抜けていった部分(もみ合い)が新しいサポレジとなるということです。
ローソク足の形状について
ローソク足の形状については多くの書籍でローソク足のパターンが紹介されていますが本当に重要なローソク足の形状はサポレジと組み合わせたときに現れる形状です。
当初あったサポレジ付近でのプライスアクション(ローソク足の形状)を見てどこで次の新しいサポレジができるのかが判断できます。
今回の図は一つの例ですので、これ以外にもまだまだたくさんサポレジを形作るローソク足の形状はあります。
皆さんも過去のサポレジ付近のプライスアクションを注意してみていくうちに次のサポレジライン(ゾーン)が見えるようになるのではないかと思います。
人は見たいものしか見ることができませんので見ようと思わないと見えませんから
最初は間違ってもいいのでしっかり自分で見て判断できるようになってください!
よろしいですか?