ビットコインは久々の急落をみせる、今後の価格はどうなるのか?-10月12日チャート分析
これまで長くレンジ相場を続けてきた仮想通貨ビットコイン(BTC)、レンジ相場の中ではペナントパターンも形成されつつありました。結果、ペナントパターンの収束点にてビットコインはペナントパターンの下弦にあたる上昇トレンドラインをブレイクする形をとります。反落後、一時は価格を回復させようとしていたビットコインでしたが、売り圧力は強く、10月11日には更なる大きな急落を起こすことになりました。ビットコインのチャートを確認していきます。
ペナントパターン収束点にて一時的な下落をみせた仮想通貨ビットコイン(BTC)、反発は限定的となり更なる急落をみせる
BTC/JPYの2時間足チャートをみていきます。9月29日以降レンジ相場を形成してきたBTCでしたが、レンジ相場内の上値及び下値は徐々に収束する形をとっており、大きな値動きをみせる兆しであるペナントパターンを形成しつつありました。10月6日には一時下降トレンドラインをブレイクする形をとりましたが、その上昇は限定的であり、結果再び下降トレンドラインを下方向へ抜ける形をとります。
更にその後も下落を続けたBTC,10月10日には上昇トレンドラインを比較的大きく抜ける形をとりました。この時点では下値を72万円台まで下げることになります。9月29日以降のレンジ相場内での最安値ということになり、一つの決算ポイントを迎えたということになります。
最安値まで下落したBTCはその後反発の動きをみせますが、10月10日に抜けた下降トレンドラインの一まで上昇は届かず再び72万円台へ接触、BTCはそのまま勢いよく更なる急落をみせることになりました。
本日10月12日時点で、BTCの下値は68万円台まで下がっています。一度68万円台まで下落したBTCは反発の動きもみせましたが、その上昇は限定的であり、二度目の下値接触を既にみせている段階です。
BTCの注文比率をみた場合、本日の急落にてこれまで貯められてきたBTCの買い注文量は一気に解消される形をとりました。対する売り注文量は更に貯めていることがわかります。
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