【2018年最新】ビットコインETFとは?承認・可否・延期や今後、注目される理由
2018年は仮想通貨実需の年といわれていますが、コインホルダーにとってもう一つの重大関心事にビットコインETFの承認問題があります。ビットコインETFが注目されるのは、他でもない仮想通貨相場の起爆剤になるのではと期待されるからです。
果たしてビットコインETFはSEC(米証券取引等監視委員会)の承認を得られるのか、今後の展望や承認された場合はどうなるのでしょうか?ここでは過去の経緯含めて丁寧に解説していきます。
<<目次>>
1.ビットコインETFとは
2.ビットコインETFの承認で大量の機関投資家が参戦、価額が上昇する!?
3.ビットコインETFのニュースとチャート・値動きの相関性
4.ビットコインETF 過去から最新ニュースまとめ
4-1.これまでの経緯とニュース
5.ビットコインETF 今後予定される申請など
6.まとめ
1.ビットコインETFとは
ETFとは、Exchange Traded Fund(上場投資信託)の略でインデックスファンドの一種であり、日本で言うと日経平均株価や東証株式指数(TOPIX)等に連動する運用成績を目指し、東京証券取引所などの金融取引市場に上場している投資信託です。
簡単に言えば、株式を購入するように日経平均株価指数を購入することができるという金融商品で、少額な投資で日経平均株価が買えるなどの様々なメリットがあります。
日本では、日銀による巨額のETC買い入れ(年6兆円ベース)がアベノミクスの金融緩和政策の一環として行われていることでも知られていますが、通常は投資信託のように複数の銘柄を組み合わせて日経平均などに連動する運用成績を目指します。
これに対して、ビットコインETFとは、証券市場で上場投資信託としてビットコインを購入できるという金融商品のことで、他のアルトコインは含まれておらずビットコインのみで運用します。
2018年7月26日SEC(米証券取引等監視委員会)は、ウィンクルボス兄弟(※)の「ビットコインETC」の2度目の申請に対して再度取り下げとしましたが、このことで申請認可を期待して買われていたBTCの価格は乱高下することになりました。
実は、ビットコインETFが証券市場に上場することには大きなメリットがいくつもあり、2018年に入ってから低迷が続く仮想通貨相場の起爆剤になるのではと期待されているのです。
(※)ウィンクルボス兄弟とは、映画「ソーシャルネットワーク」で有名ですが、Facebookから得た賠償金約75億円を元手にビットコインへの早期投資を行い、仮想通貨の世界でも大成功をおさめています。
その後、いち早くビットコインETF化に取り組み、既に2017年3月には最初の申請をSECに拒否されており、今回で2度目の拒否を受けたことになります。
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