【乱高下コロナ相場】利益で終えるための最重要マインド
こんにちは、下山です。
相変わらず不安定な相場が続きます。
時に大きく乱高下する場面もありますが、
このような荒れた相場で生き残るために
どういうマインドで相場と向き合うべきか?
本日はそんなテーマでお伝えします。
投資手法が大事なのはもちろんですが、
それを使うあなたのマインドが適切でなければ
利益を得られないどころか
奈落の底に突き落とされます。
ぜひこの荒れ相場を乗り切るためにも
忘れないでいただきたい話をさせてもらいます。
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感動した叙々苑
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相場の話をする前に少々前置きを。
自粛ムード漂う中、ここ最近は
できるだけ家にいたり、
外食を控えていている方も多いかと思います。
自由に動きづらいというのは
やはりストレスがたまるものですよね。
自分の場合、もともと家にいることが多いので
割と普段通りですが、それでも時々は
外で美味しいものを食べたいなあとか
思うときがあります。
たとえば叙々苑でお肉食べたいなあ、
と思う瞬間がありますね。
初めて食べたときの感動を覚えているお店って
そこまで多くありませんが、
叙々苑で初めて食べたときの感動は
今でも覚えていまして。
叙々苑は自分にとって
他とはちょっと違う思い入れのあるお店です。
自分が初めて叙々苑に行ったのは大学生の頃でした。
TV局のディレクターの方が連れて行ってくれました。
以前、TBS系列で
『ウンナンのホントコ!』という番組が
放送されていたのをご存知でしょうか?
「未来日記」という恋愛企画で
番組をご存知の方も
多いのではないかと思いますが、
実はその中の「CMトキワ荘」というコーナーに
自分が出演していまして。
手塚治虫、藤子不二雄など
そうそうたる漫画家がトキワ荘で、
漫画を描いていたように、
集められた人がCMを作るコーナーです。
「なぜCM作り?」と思われるかもしれませんが、
TVを観ていて
「これくらいのCMなら自分にも作れるんじゃないか?」
と、上から目線で思っていたところがあり(笑)
TVCMを観ていて
「なんかパッっとしないなあ」と思うことも結構あって。
そんな思いから「CMトキワ荘」に応募してみたんですね。
自信過剰と思われるかもしれませんが、
気づいたらパッパッと審査に通って、
出演することが決定していました。
当時、ディレクターの方に
「叙々苑、連れて行ってくださいよー」
って言ってみたら本当に連れて行ってもらえて。
人生初の叙々苑で、
「ああ、さすがうまいもんだなあ」
と感動しましたね。
ちなみに・・・、
2度目の叙々苑は25歳の時ですが、
そのときは当時、働いていた会社の社長さんが
連れて行ってくれました。
「特選ロース」を注文してくれたんですが、
それがもうめちゃめちゃ美味しくて。
「なんだこれは、とろけるぞ。」
と。
よくTVのグルメ番組なんかで
「口の中でとろける」とか
コメントしているのを聞きますが、
「とろけるというのはこういうことか」
と感動しました。
15年以上たった今でも、
心から「うまい!」と思った時の感動は
鮮明に記憶されています。
そして時々食べたくなります。
ただ一方で、人間というのは「慣れ」るもので、
何度も同じものを食べると、
やがて感動は薄れていきます。
株トレードで利益を出せるようになり、
お金を気にせず外食もできるようになった今、
悲しいかな当時ほどの感動は
無くなってしまっています。
もちろん美味しいのは間違いないんですけどね。
お金を稼ぐことは大切なことですが、稼げば稼ぐほど
感動する基準はどんどん上がっていってしまうものです。
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利益が当たり前になる怖さ
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さて、前置きが長くなりましたが
その「慣れ」が本日のテーマです。
「慣れ」が株トレードにおいて「大敵」だということ、
あなたは意識したことあるでしょうか。
株アカデミーの生徒さんの
話をさせてもらいますね。
株アカデミーでお教えしているのは、
テクニカル分析でもファンダメンタルズ分析でもありません。
資金を5つに分割し、信用取引で
買いポジションと売りポジションを持ち、
そのポジションバランスによって
利益をあげ続ける投資手法です。
基本的にロスカットに頼らない、特異な投資法です。
年齢も才能も、経験も関係ありませんので、
きちんとルールを守りきれる方であれば
年間トータルで利益を残すことが
やがて当たり前になります。
しかし、ここにちょっとした罠があります。
利益が出るのが当たり前になり
慣れてくるとこんな文句が沸々と湧き上がってきます。
「年利10%や20%じゃ全然少ない」
と。
年利20%って世界トップレベルなんですが・・・。
今まで利益が全く出せていなかった方でも
そう言い始める方が結構いらっしゃいます。
慣れというのは人間を変えてしまいます。
で、そういう欲が生まれるとどうなるか?
ルールを逸脱し、無茶な取引をし始めます。
リスクをとって利益を伸ばそうとするんですね。
そうなると遅かれ早かれ必ず大負けする日が訪れます。
今までせっかく貯めた利益を一瞬にして失ったり・・・
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利益に「慣れ」た時ほど、
人は欲望を爆発させる。
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ここ最近、
短期間で相場が大きく動くことがあります。
運良く、一瞬にして
大幅利益をを得られることもあるかもしれません。
波に乗れば
ポンポン資金が増えるタイミングもあるでしょう。
でも、大きな利益を獲得し、利益に「慣れ」た時ほど、
人は欲望を爆発させます。
「もっともっと稼ぎたい」
という気持ちが抑えられなくなります。
利益の貯金があるものですから、
「ちょっとくらい負けても大丈夫」
と気持ちが大きくなり、
多少の含み損は気にせず、
大きくリスクを取り始めるんですね。
こうなると元の木阿弥です。
せっかく得た利益を失うことは、目に見えて明らかです。
改めて話をまとめると、
本日お伝えしたかったことは、
利益に慣れた時ほど気をつけてください、
ということです。
気分が良すぎたり、
気持ちが大きくなっている時、
感情のコントロールができなくなるような状態の時は
相場から少し離れてみるのも1つの手です。
と言っても実際に痛い目を見なければ
なかなか欲はコントロールできないものですが、
本日お伝えした情報が
あなたの利益につながれば幸いです。
それでは本日も最後まで
ご覧くださいましてありがとうございます。
よろしいですか?