仮想通貨自宅マイニング最大の敵、それは熱。暑すぎるだろ!
皆さん、仮想通貨のマイニングははかどっていますか?
FX攻略.com編集部の鹿内です。
仮想通貨のマイニングとは、仮想通貨の決済や送金に必要なデータの確認、承認の作業にパソコンの計算力を使って参加することで、報酬として仮想通貨をもらう行動のことです。
ビットコインやビットコインキャッシュのように、専用の高価な機材でなければマイニングできないコインもありますが、イーサリアムやモナコインなどのように、市販のパソコンパーツを組み合わせてマイニングできるコインもあります。
マイニングの面白いところは、投資資金を使うことなく、ゼロから仮想通貨を生み出せるところ。このあたりが、投資資金を元にお金を増やそうとする、FXや株などの投資と一線を画すところであります。
実際にはすさまじい電気を使うため、元手ゼロというわけにはいきませんが、なんというか、とてもロマンがあるのです。
なので、私はとにかくこのマイニングという作業が大好きでして、昨年10月から自宅の片隅にマイニングのリグ(マイニング専用パソコンをこう呼ぶのが一般的)を構築し、少しずつパーツを買い足しては、日夜採掘にいそしんでいるというわけです。
70度の熱源が部屋に8個もあるんです
いきなりですが、マイニング最大の敵がなんだか分かりますか?
仮想通貨全体のレートは収支に甚大な影響を与えますし、日本の電気代の高さも非常にやっかいです。パーツも高いのでお金もかかります。
でも、最大の敵は熱です。とにかく暑い!
夏のマイニングは、廃熱との戦いといっても過言ではないでしょう。
自宅でのマイニングはGPUを使うのが一般的です。GPUとは、パソコン上でグラフィックを描き出すための独立した計算回路のことで、仮想通貨の暗号を解く(=マイニング)との相性が良いです。
このGPUの数だけ計算力を得ることができるため、1台のパソコンにできるだけGPUをたくさんつなぐのが、マイニングで収支を高めるための秘訣。
…なのですが、このGPUが大変な熱をまきちらします。熱くなりすぎないよう、専用のソフトで最大温度を制限するわけですが、それでも60〜70度くらいにはなります。
そして、今の自宅のマイニングリグは、GPUが8個稼働しています。70度になる熱源が8個、24時間稼働しているわけですから、真夏のマイニングは単純な地獄です。自分の家の中ですが、正直近寄りたくないです。週末の昼間に室温を見たところ40℃でした。
ちなみに、GPUを追加購入したため、今週中に恐怖の11個体制になります。
ゼロ距離攻撃で熱をやわらげるのみ
この熱に対抗するためには、原始的ですが風で冷やすのが有効策となります。
このようにゼロ距離送風を24時間体制で行います。なお、この年代物のサーキュレーターは撮影直後に壊れたので、今はもうちょっと新型になってます。
ただこれでも逆サイドのGPUは冷えていないので、2台目のサーキュレーター購入も検討しています。
なお、この放熱っぷりは、冬になると非常にありがたいヒーターとなります。真冬でも、暖房いらずとなります。
現在のマイニング収支です
現在のマイニング収支です。7月17日時点でのレートでは、機材費のペイまではほど遠い、45万円程度のマイナスになっていますが、こんなものは屁でもありません。
たしかに今の仮想通貨のレートでは、電気代を差し引くと1日に100円〜200円程度の儲けにしかなりませんが、まったく恐れることはないです。なぜなら、マイニングによって得た仮想通貨は、その都度換金するのではなく、ずっと保有しているからです。
将来的に仮想通貨全体が再び値上がりするようなことになれば、これまで掘った分全ての価値が上がるため、すぐにプラス収支に転じるはずです。たぶん。
灼熱の部屋より、マイニングレポートをお届けしました。
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〜仮想通貨の自宅マインイング〜
それは自宅で宝の山を掘ること、それは漢のロマン
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FX攻略.com編集部で最も仮想通貨に取り憑かれた漢、鹿内武蔵が
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鹿内武蔵(しかうち・むさし)プロフィール
株式会社tcl代表取締役。2008年のFX攻略.com創刊時から編集部に在籍、本誌と公式サイトの運営に携わる。取材や記事執筆の他、トレーダーとしてFXの運用も日々行っている。好きなテクニカルは平均足、好きな手法はブレイクアウト。
公式サイト:株式会社tcl
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