【XRPJPY】塩漬けリップルがどうなるかをチャートから考える
編集部内でも保有者の多いリップル(XRP)。年初の仮想通貨絶頂期には約400円まで接近したものの、その後大きく値崩れし、今は約50円どころへ。この水準は、2017年末に仮想通貨ブームが起こるおよそ半年前、5月につけた(当時の)新高値も位置していますので、重要な下落防衛ラインの一つと考えられます。とはいえ、6月29日には44.80円へ安値を更新(前回安値は4月1日の45.33円)するなど、すでに下値を試す動きがあります。塩漬けリップラーにとっては、心臓に悪い展開が続きそうです。
さて、ここではGMOコインのチャートを使って分析してみます。テクニカルはボリンジャーバンド(期間20)です。価格はミドルラインより下を推移しており(今年2月半ばからはずっと下を推移)、ミドルラインは右肩下がり。上昇に転じるには厳しい状況だと見て取れます。上昇シナリオとしては、しばらく下値放れをせずにもみ合いを継続し、ミドルラインより上に顔を出すのがスタートライン。現在約65円にあるミドルラインが徐々に下がってくるところを、60円よりやや下の価格帯で捉えるといったイメージでしょうか。
一方、日足に目をやると、下がってくるミドルラインを捉えにかかっている状況。ここからさらに直近7月3日高値の54.67円を上抜ける動きに期待したいところです。
以上から、まずは55円どころ、そして60円どころを回復できるかに、注目したいところです。
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