【BTCJPY】安値更新? 再上昇? チャート上の関心事
BTCJPYの週足チャートを分析します。表示している移動平均線の期間は、ベーシックな組み合わせの5(赤)、20(青)、75(緑)です。水平ラインは、6月18日週につけた安値644,400円に引いています。こちらは2月5日週安値645,650円をわずかに割った、すなわち安値を更新した最重要ラインです。
そしてこの水準には、さらに二つのテクニカルポイントが重なっています。一つは75SMA。もう一つは、昨年7月10日週の戻り安値を起点に、同12月4日週の高値までをフィボナッチリトレースメントで結んだ際の78.6%ラインです。これら三つが集まる64万円どころは、天下分け目の戦になり得る場所。たちまち攻防が起こるとは限りませんが、6月18日週、同25日週に、75SMAを安値が下回る動きを見せている点には留意が必要でしょう。
一方、日足ベースでは、わずかながらも安値が切り上がり、逆三尊を作りにかかっている状況に見えます。とはいえ、こちらは70万円を中心に上下約5万円の幅があるもみ合いと考えるのが妥当で、このもみ合いを上に放れたら、逆三尊安値とネックラインの値幅=約10万円を、ネックラインから上方にとった約85万円が上値のめどに。そして今度は75万円を中心に、上下約10万円の幅があるもみ合いとなり、中期的な下落基調を否定する材料とはならないでしょう。上はもみ合いの範疇、下は底なし。そんなイメージでポジションを取りたいところです。
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