私のスキャルピング手法についての考え方[為替鬼]
目次
1. スキャルピング手法には優位性がある
2. スキャルピング手法の究極のエッジとは
3. 相場では時間はリスク
4. 順張り派と逆張り派
5. トレードスタイルに正解はない
6. 負けトレード分析のすすめ
●文字数:3676文字(見出し含む)
●画像:5点
※この記事は、FX攻略.com2014年12月号の記事を再編集したものです
スキャルピング手法には優位性がある
私はFXを始めてもうすぐ12年になりますが、いままでさまざまな時間枠でトレードをしてきました。
最初の頃は、スプレッドのほかに手数料もかかる時代だったので、超短期のトレードで勝ち続けるのはほとんど不可能で、時間枠の長いスイングトレードが中心でした。その後2005年頃から、手数料がかからないFXブローカーが現れ、デイトレード主体にスタイルを変更しました。
そして、2007年頃にFXがブームになり、ブローカー同士のスプレッド競争が激化したおかげで、超短期のスキャルピングに軸足を移すことになりました。
為替相場の世界では、リーマンショックによる暴落や、超円高時の日銀の介入による暴騰など、ときに想像を絶することが起こります。こんなことをたくさん経験したうえで今実感しているのは、スキャルピング手法のもつ優位性です。
スキャルピングと一口にいっても、売買ロジックはさまざまですが、私は相場の変化やそのときどきの値動きに応じて、手法を変えてきました。現在でも常に値動きの変化を探り、トレード手法を進化させ続ける毎日です。
今回の記事では、私のスキャルピング手法についての考え方を、述べていきたいと思います。
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