主婦がオススメする5つの自己分析方法
早朝からの相場の動きは想定そのものだ。
事前に組んだシナリオ通りの展開にまだエントリー前だというのに気持ちだけが高まる。
今日は結構勝てるんじゃないか?そんな事を考えてると顔が自然とニヤける。
テクニカルトレンドはしっかりと買いサインだ。ローソク足の調子も良い。
想定ではレンジを抜けて次の抵抗線まで勢いよく到達する見込みだ。
そろそろエントリーするか。このような自信のある場面では1pipsでも多く取っておきたい。
さぁトレード開始だ!・・・ふふふ。
注文して数分で想定通り含み益が出ている。今日の夜は叙○苑だな。
今日はこんなにも簡単に利益を獲得できるとは。もう顔がニヤついている所ではなく笑ってしまっている。
パソコンの画面に向き合いながら1人で笑ってる自分、やっぱりキモいな。
なんて考えていると、事前のシナリオ通りレンジを抜けローソク足は勢いよく上昇した!これはいける!もっと上がるかも?想定よりも多くとれるかもしれない。
この調子じゃ2倍はいけるんじゃないか?・・・ん?なんだか急速に下落が始まったぞ。
まぁすぐに戻るだろう。待ってみよう。・・・なかなか戻らないな。さっきの所で利確しておくべきだったか・・・。
どんどん下がっていくぞ。減り続ける含み益。そうこうしているうちにマイナスとなってしまった。結局このトレードはマイナス決済となった。
皆さんにはこのような経験があるだろうか。
もしかすると全くないというスペシャルセンスな方もいらっしゃるかもしれない。
しかし、私はスペシャルには程遠い人間なのでこのような失敗をした事はたくさんある。
とにかく何回するんだよって自分で突っ込みたくなる程何回も何回も経験済みなのだ。
しっかり相場分析を行い一時的に想定通りの動きになったにも関わらずマイナス決済となってしまう。利確ポイントを見誤ったなら今度はちゃんと決めた所で決済しよう。
そう思うのだが次のトレードでもまた同じ失敗をしてしまう。
この負の連鎖を抜け出すにはなんだか大変のように思う。
事前にしっかりと分析を行ったにも関わらず、やはり自分のチャート分析は間違っているのだろうか?こんなに繰り返しても負けるのであれば、自分にはトレードのセンスがないのかもしれない。
なんて事も頭をよぎる時もあるかもしれない。
同じ経験者だからこそ、もしこのようなお悩みがある方がいらっしゃれば是非ともお伝えしたい事がある。
それは「このような時に見直すべき部分は”チャート分析”ではなく、”自分自身の分析”が足りていない可能性がある」という事に目線を移してみて頂きたい。
テクニカルだとか相場分析だとかチャートだとかローソク足だとか・・・それ以前に"自分自身の分析"を再度行ってみるといいかもしれない。
へ?自分の事って何やねんトレードに関係あらへんやん。と思うかも知れないが、
- 「自分はいつもどういう風に負けてしまっているのか」
- そして逆に「どういう自分であれば勝てていたのか」
に目線を移してみると、何か新しい改善点が見つかるかも知れない。
なぜなら実際に私は”相場の分析よりもまず自分の分析が足りていなかった事”に気付けてから、私のトレードは大きく変わったからだ。
例えば
- 増え続ける含み益が嬉しくてなかなか決済ボタンを押せない。
- 減り続ける含み益がまた元に戻って欲しいからと待ってしまう。
- そもそも「含み益」にこだわりすぎて結局事前の分析が何の意味もなさない場合は、いっそLOT数を大幅に減らしてみる。
- LOT数を大幅に減らすと大幅にpipsを獲得しても含み益の数字は小さいかもしれない。
- だからこそ感情が高ぶる事なく、冷静なままの状態で本来重要である”チャート分析”に集中できるかもしれない。
この改善例はあくまでも私の場合に有効だった方法だ。
しかし頑張っているのになかなか勝てない時は、「相場やチャートの分析」ばかりを見直すのではなく、 「自分自身の分析」を見直してみる事 で、案外すんなり勝ち続けるようになる事もあるかもしれない。
よろしいですか?