Enve Walkでより勝率を上げるためのテクニック
お世話になっております。
クロスリテイリング株式会社、ツール開発チームのやぎです。
日頃よりツール開発チームのツールを
ご利用いただきまして誠にありがとうございます。
本日は「利益の幅を自由に歩く! ”Enve_Walk”」を使用して
勝率を上げる使い方をお伝えしていきます!
Enve_Walkは、
エンベロープとRSIを使用してトレンドに乗りながら利益を狙っていくサイン表示ツールです。
エンベロープというインジケーターは基本的に上下にバンドが引かれ、そのバンドに触れたときに逆方向へエントリーするといった逆張りのトレードで使用されます。
ですがこのツールではその発想の逆を行っており、エンベロープのバンドに対してバンドウォークしていくところに乗っかっていく判断をしていきます。
エンベロープでのバンドウォークの判断にRSIをフィルタで取り入れているため、よりトレンドに乗っかる意識をしたツールとなっております。
そんなEnve_Walkですが、どのようなポイントを狙えばより利益を狙っていけるかについてこの記事でご紹介できればなと思います。
テクニックのご紹介の前に…このEnve_Walkの特徴と使用する際の注意点についてお伝えしていきますね!
今回ツールに使用しているエンベロープはチャートに反映するとこの様に表示されます。
表示しているのはドル円の1時間足でエンベロープは偏差0.12%と0.06%の2つです。
(今回のツールの仕様で期間:5 移動平均の種別:Exponential で表示しています)
それぞれローソク足を挟むように上下に線が引かれていますよね。
エンベロープとローソク足の距離は見た限り近いことが確認できます。
では、この状態で時間足を5分足に切り替えてみます。
そのチャートがこちらです。
ローソク足の縮尺は同じなのですが、エンベロープとローソク足の距離感を見てみてください。
1時間足のときと比べて幅が広いですよね。
エンベロープは移動平均線から上下に一定の距離分乖離させたものです。
乖離の距離は設定した値によって変わってきますが、そのチャートのボラティリティが大きいとその分移動平均線から価格が乖離する距離も大きくなります。なので、1時間足を基準に値を設定した場合、時間足が短ければこのように幅は広くなりますし、時間足を大きくすると幅は狭くなります。
話をまとめますと、今回Enve_Walkで設定している値(偏差0.12%、0.06%)は1時間足でのトレードを想定したものとなりますので、もし他の時間足で使用される場合はご自身でその相場にあった値の設定を行う必要があります!
そのまま使ってもいいかと思いますが、ぜひいろいろな値で試してみてくださいね!
さて本題のテクニックについてですが
今回はEnve_Walkにもうひとつインジケーターを足してエントリーの取捨選択をしていきます。
例えば下記のような相場をごらんください。
過去チャートなので今見れば明らかな上昇トレンドだと判断できますよね。
ですが、このような相場でも買いのサインと売りのサインは出てきます。
では、この相場にひとつインジケーターを足して見たいと思います。
足してみるインジケーターは「MA」です。
「MA」を反映させたチャートがコチラです。
反映させた「MA」は期間200 の種別Exponentialです。
このとき、MAよりもローソク足が上にある場合、上昇の流れが強いと判断して売りのサインではエントリーしないということもできますよね。
さらにここにもう一つ判断を加えるとすると、MAの傾き具合も見ていってもらえればと思います!
期間200と長期のMAになるのでとても緩やかですが基本的に常にMAも上昇していっていることが確認できます。
ですがこちらの画像をご覧ください。
チャート中央部分はローソク足がMAを行ったり来たりで表示されているサインもなかなか機能していません。
MAの傾きもなくほぼ水平に動いていると判断しても良いかもしれませんよね。
この場合はMAの傾きが明確になるまで、どちらかのサインが出ていたとしてもエントリーを控えるといった判断をしてもいいかと思います。
このMAの傾きに関しては各個人で感覚が違いますし、今回期間200のMAで試して見ていますが、その期間を変えるだけでも当然判断が異なってきます。
今回のように長期MAとローソク足の位置関係、さらにMAの傾きを判断のひとつとしてとりいれて見るだけでもエントリーの取捨選択ができてしまいます!
このようにサインが出た場合すぐにエントリーするのではなく、他のインジケーターを足すことで相場がどのような状態なのかを確認して、無駄なエントリーを減らしていくこともできます。
今回はMAに絞ってお伝えしていきましたが、ご自身の使い慣れたインジケーターや判断方法を取り入れてトレードをしてみてくださいね。
もしこのツールと相性の良いインジケーターや判断方法がありましたら、コメントなどで教えていただけると嬉しいです!
今後のツール制作、バージョンアップの参考にさせていただければと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします!
それでは、最後までお読みいただきありがとうございました!
まだ「Enve Walk」を手に入れていない方はこちらから
ツール開発チーム やぎ
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