自社HPの記載内容すら遵守できず、質問内容も全部忘れてしまう驚きのFX会社!!
前回からの続き記事となります。
私がBRL/JPY(ブラジルレアル/日本円)のFX取り引きで愛用しているIG証券が9/12にスワップポイントを引き下げました。
1万通貨で 92円 → 32円 と1/3近くまで下りました。
その後は34円で推移していますが、自分は32円となったその日に苦情メールをIGに叩きつけました。
内容は以下の通りです。
※到底納得のいかない回答が続いたので、何通もメールでやり取りしています。
また、メールは一部割愛しています。
1通目のメール
IG証券からの回答 1回目
ブラジルの政策金利に関しましては、ここ半年の間に4%ほど低下しております。
弊社ではこれまで政策金利が引き下げられてもスワップ金利の水準を可能な限り維持するよう努めてまいりましたが、先日の1%の引き下げ等の状況を鑑み、改めてスワップ金利の見直しを実施させていただきました。
この度の見直しに関しまして、お客様のご理解とご了承のほど、どうぞ宜しくお願い申し上げます。
2通目のメール
全く回答になっていない。
半年で4%低下は判るが、ブラジル・レアルは4%低下した現在も8.25%もの政策金利がある。
そしてIG証券のスワップ値付けは
【2新興国通貨ペアのスワップポイントは、トムネ(TomNext)取引がない為、NDF(Non-Deliverable
Forward)取引における2通貨間の実勢金利差に年率0.3%ポイントを加減算した金利を適用します。】となっている。
「8.25%のレアル」 「0%金利の日本円」 「IGが取っている年率0.3%」
この3つをどう組み合わせたら3.33%程度の金利となるのか?
その計算式を示して、証明できない以上はスワップポイントとして書かれた内容は「明確な嘘」だと言わざる負えない。
その具体的な説明が成されないなら、以下の機関にIG証券の業務指導を依頼する所存です。
証券・金融商品あっせん相談センター(金融先物取引業協会)
https://www.finmac.or.jp/html/form-soudan/form-soudan.html
証券取引等監視委員会
https://www.fsa.go.jp/sesc/watch/
今回の32円となった計算式を明示してください。お願いします。
IG証券からの回答 2回目
分かりにくい点があり、誠に申し訳ございません。
お問い合わせいただきました内容について、以下にご説明させていただきます。
新興国通貨ペアのスワップポイントにつきましては、NDFの取引における、当該通貨の短期金利水準をもとに、ヘッジプレミアム/コスト等を加味した上で付与金額を決定させていただいております。※政策金利をもとに算出はしておりません。
スワップポイント計算方法につきましては、下記の弊社ホームページ内でもご説明をさせていただいておりますので、ご確認くださいますようお願い申し上げます。
https://www.ig.com/jp/swap-point
スワップポイントの計算方法について
3通目のメール
馬鹿か? 質問は2回していて、最初の質問で私自身が
https://www.ig.com/jp/swap-point
このページを示した上で、それでもスワップ額が不当だと伝えただろう?
IGは追加質問があったら、最初の質問で私が書いた内容を全部忘れてから返信をしているのか?
ここ最近における、ブラジル・レアルの【NDFの取引における、当該通貨の短期金利水準】が何%かを教えて下さい。
そしてたかだか0.3%のコストでどうして金利が3.33%程度にしかならないのかを論理的に述べてください。
それと、IGのカスタマーサービスは質問内容すら忘れるようなので、前2回の質問文章を貼っときます。
注:前2回の質問文章は上に書いた通りですので割愛します。
IG証券からの回答 3回目
この度は、ご迷惑をお掛けしまして誠に申し訳ございません。
繰り返しとなりますが、スワップポイントは当該通貨の短期金利水準をもとに、ヘッジプレミアム/コスト等を加味した上で付与金額を決定させていただいております。
また、具体的な算出の計算式等は開示しておりません。
【今回のまとめとIGの問題点】
調べもせずに適当な返答をされるのが嫌なので、「コチラがきちんと調べた上で問い合わせている」ということを先方にも知らせておく必要があると思ったので、1通目のメールは特に頑張って調べた上で書き上げました。
しかし全くの無意味でした。
テンプレ回答を繰り返すだけで、こんなの猿でも出来ると感じました。
更に酷いのが「私自身が最初のメールでIG証券のスワップ解説のページを引用した上で、苦言を述べている」のに、IGはその内容すら忘れて同じスワップ解説のページを紹介してきました。相手を馬鹿にするにも程がある、完全に顧客を舐めくさった対応だと感じました。
そして一番の問題は 2新興国通貨ペアのスワップポイントは、トムネ(TomNext)取引がない為、NDF(Non-Deliverable
Forward)取引における2通貨間の実勢金利差に年率0.3%ポイントを加減算した金利を適用します。 と自社のHPで明記しておきながら金利は明かせない、と開示を拒否。
そもそも「また、具体的な算出の計算式等は開示しておりません。」という回答が異常です。
計算式はHPに「トムネ(TomNext)取引がない為、NDF(Non-Deliverable
Forward)取引における2通貨間の実勢金利差に年率0.3%ポイントを加減算した金利を適用」と書いてるじゃないですか?
しっかりと自社のHPで計算式を開示しておいて、「計算式は開示しておりません」ってメールで回答するなんてどう考えてもおかしいでしょ?
IG証券は、己が書いたHPの記載内容ぐらいはちゃんと把握し、遵守すべきではないでしょうか?
※ 私一人が苦情を入れてもまるで効果がないと思います。
BRL買いのポジションを持っていて、今のスワップ水準に疑問がある方は問い合わせてみては如何でしょうか? せめて意思表示ぐらいはしておきたいところです。
(購入者への公開はこの部分を書き換えてください)
よろしいですか?