絶望が技法の原点
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連載「トレード哲学」……22
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相場の必勝法はなにか?
タイムマシンを開発することです。
作ったら、こっそり知らせてください。
相場に必勝法はない──多くの研究者の結論です。
夢も希望もない……というところですが、実践者にとっては結論ではなく単なる「出発点」です。
誰が考えても相場をズバリ当てることはできない、どんな予測法も当たったり外れたり・・・
それならば、当たり外れではなく、『“売買結果”をコントロールしよう』という論理です。
いま編集中の新刊『億トレ3』~プロ投資家のアタマの中~に登場するシステムトレーダー照沼佳夫氏。
彼は3年間、来る日も来る日もパソコンと向き合い、「どのテクニカル指標も、長期では必ずマイナスになる」という結論に至り、深く落ち込みました。
そして、絶望の状態から苦労した末に、「技法」を駆使する具体的な方法にたどり着いたのです。
※この本は2月下旬発行です。お楽しみに!
照沼氏は、次のように語っています。
「分析指標は成果に直結しませんでしたが、『あなたの行く道はそちらではありませんよ』と教えてくれた気がします」
ちなみに、昨年8月発行の『うねり取り株式投資法 基本と実践』は、第4章をまるまるWEB上で公開中、本日公開したのは・・・
「資産をつくりたい」という夢を実現するのは、素直な観察と現実的な思考、そして夢を追う前向きな気持ちです。
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