【フジトミ】日経平均 2万円回復、1年9カ月ぶりの高値
日経平均株価は大幅続伸し、前日比317円25銭(1.60%)高の2万0177円28銭で取引を終了した。2015年8月19日以来、約1年9カ月ぶりの高値となった。2万円の大台回復は2015年12月1日以来となる。一方で、来週はメジャーSQ(特別清算指数)算出週でもあるため、先物主導での波乱が警戒される。また、8日のコミ-前米FBI長官の証言を受けて神経質な動きになる可能性もあるが、本日の地合いをみる限り大崩れにはならないと想定する。
東京株式市場では、円安基調の中、昨日同様に国内年金資金流入観測やヘッジファンドなど海外勢の買いが観測され、リスクオンムードが高まった。今晩に米5月雇用統計の発表を控え、後場後半はやや伸び悩む展開だった。
TOPIXも続伸し、前日比26.06ポイント(1.64%)高の1612.20で終え、2015年8月20日以来、1年9カ月ぶりの高値を付けた。東証1部の売買代金は3兆2232億円、売買高は23億1512万株だった。それぞれ5月8日以来の大きさとなった。東証1部の値上がり銘柄数は1509、値下がりは420、変わらずは88だった。
日経先物も続伸となり、2万円の大台を突破した。2015年12月1日の高値(20040円)を上回ったことから、今後2015年8月11日の高値(20940円)をどのように掴みに行くか今後注目される。
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