第3回 チャイナショックに警戒?日銀と円&原油はどうなる(サウジアラムコ上場へ)
実は昨日のコラムに関して読者の方から、昨年の各社の予想はどうだったのかといった質問がありました。調べてみると昨年末(2016年末)の予想は国内勢が強気の1ドル=125~135円といった見方の中、海外勢は意外と冷静でBNPパリバが110円、ゴールドマン・サックスが120円、JPモルガンが110円といった円高予想が目立っていました。
今年(2017年末)に関しては、国内勢が弱気、海外勢が強気と真逆になっているところが興味深いですね。
それでは、本題に入りたいと思います。今日は昨日の続きとして、さらなるリスク要因について解説しつつ、日銀と円の関係、それから原油の展望とシェールオイルやサウジアラムコ上場の影響などまとめていきます。
■チャイナショック再び?ビットコインの急騰と共に不穏な空気
ダークホースというか、ある意味で今年の相場をクラッシュさせるとすれば、やはり中国が…
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