プラス24%利確 Krakenのビットコイン(BTC)レバレッジ取引
保有しているビットコイン(BTC)を元に、Krakenで3倍レバレッジの買いポジションを保有してみた。
結果として・・・3ヶ月半で、プラス24%。
プラス:3,376.88米ドル
マイナス:1.14BTC(ロールオーバー手数料)
保有期間:107日間(8月3日から11月17日)
ポジション合計:19BTC
2015年末からのビットコインの値動きは・・・
BTCUSD(ビットコイン/米ドル)のチャートが表示される。
サイトにアクセスし、左上の「雲」マークの隣にある検索窓に「BTCUSD」を入力すると、BTCUSD(ビットコイン/米ドル)のチャート候補が表示される。
BTCUSD(ビットコイン/米ドル)のチャートが表示される。
今回参考にしたのは、ビットコイン取引所大手のBITSTAMPのもの。
6月18日、19日には、1BTC=770米ドル台を記録しているのが分かる。
タイムリーにチャートを見ていて、ぐんぐん上がる価格に、いつが買いのタイミングなのか、このまま価格がどんどん上がって行ってしまうのか。
2013年には、1BTC=1,100米ドルを一時突破していたので、このまま一気に!?と思い、6月下旬に1BTC=700米ドルから750米ドル付近で、買い増していた。
買いを急いだ理由として、ビットコインの半減期が関係していた。
ビットコイン半減期とは、採掘報酬が半分になることを意味する。
最初の半減期は、2012年11月28日に訪れ、採掘報酬が、50BTCから25BTCとなり、2回目の半減期は、2016年7月10日に訪れ、25BTCから12.5BTCへと半減した。
採掘報酬が減少し、ビットコインの価格が同じままだと、ビットコインネットワークを支えている採掘者(マイナー)の活動に支障が出る可能性があるため、ビットコインの価格が上昇するだろうというもの。
最初の半減期後は、2013年1月頃から徐々に取引が活発化され、1BTC=12米ドルだったものが、一時250米ドル台を記録。2013年3月16日のキプロスでの預金封鎖も関係しているが、大きく価格が上昇していった。
半減期が到来後すぐにではないものの、価格に少なからず影響を与える可能性が見られる。
「Coindesk」のレポートでは、マイナーの損益分岐点は、1BTC=600米ドルと推測されており、ビットコイン価格下限の1つの目安とされている。
http://www.coindesk.com/bitcoin-mining-600-profit-consolidation-competitive/
(1BTC=600米ドルが目安ながら、5月下旬に430米ドル台だったものが、あれよあれよと、700米ドル台まで一気に上昇したので、ジャンピングキャッチをした形となっていた・・・)
その後は・・・8月2日に香港にあるビットコイン交換所のbitfinexが、外部からハッキング攻撃を受け、119,756 BTCを喪失。そのニュースを受けて、ビットコイン価格は急落し、1BTC=460米ドル台へ。
7月31日からビットコインの価格が急落していたので、一部の人はBitfinexのハッキング情報を知っていたのではないかと言われている。
ビットコイン価格急落を受けて・・・
朝起きて、ビットコインの価格を見て、びっくり!
買い増したビットコインが含み損となったため、ガッカリし、少し脳が停止したが・・・
「このタイミングはもしや、全力ロングなのでは!?」
「Krakenなら、レバレッジ効かせて取引できたな!?」
Krakenのアカウントにログインし、取引条件を確かめる。
レバレッジをかけた取引は、Krakenではオープンポジションという扱いになる
Kraken のサイトでのオープンポジションについての解説は・・・
(Krakenでは、ビットコインの表記は「XBT」。)
Q)
オープンポジションとは何ですか。
A)
オープンポジションとは、証拠金を使用して、つまり、資金を借り入れて成立するポジションです。借り入れた資金はポジションをクローズする際に取引所に返却されます。ポジションをオープンするために資金を借り入れるため、損益はポジションがクローズするまで未確定です。
Krakenの取引条件は、
XBTUSD
基軸通貨:ビットコイン(XBT)
決済通貨:米ドル(USD)
手数料出来高通貨:米ドル(USD)
マージンコールレベル:80%
ロスカットレベル:40%
買い注文に使用できる:レバレッジ 2, 3
売り注文に使用できる:レバレッジ 2, 3
(XBTEURの場合は、レバレジが、2倍から5倍まである。)
証拠金ロールオーバー手数料
4時間毎に0.1%
「よし!ビットコインを証拠金として、買いポジションが取れるんだな。」
「もう一段下げが来たら困るから、まずはレバレッジ3倍、4BTCで。(8月3日)」
1日の価格推移を見ていると、戻りが早いので、翌日15BTCを追加。
ここからは、順調に価格が戻っていく形となり、静観することに。
そして・・・
ビットコインの価格推移から、1BTC=750USDが1つの目安になると感じており、11月17日のタイミングで、750USD一時突破を機に手仕舞い。
含み益は、あくまでも含み益で、利確しなければ、意味がない。
また、一番のネックとなっていたのが、証拠金ロールオーバー手数料になる。100日間ですでに、1BTC以上かかっていたので・・・
ビットコインを利用してのロングポジションだったため、反対売買をして手仕舞いした後は、元々証拠金として差し入れていたビットコイン+差益の米ドルがアカウントに反映された。
手仕舞いのタイミングでは、全て米ドルで精算されてしまのかな?と思っていたが、そんなことはなかった。
ビットコインを長期スタンスで持ちながらも、大きく相場が変動したタイミングで流れに乗って、運用したいと考えている場合は、ビットコインを証拠金として差し入れた売買は良いと思う。
ただロールオーバー手数料が高いので、他の取引所と比較検討する必要はある。
ビットコインについては、引き続き保有する形で、価格変動があったタイミングでチャンスを伺い、レバレッジをかけた取引ができるように取引所の選定を含め大勢を整えていく。
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ビットコインだけではなく、国際金融市場(ドル/円・ユーロ/ドルの為替・原油・金(きん))が分析対象となっており、まとまったコメントとチャート画像、エクセル一覧により、テクニカルアナリストが今、市場をどのように見ているのか?が分かるようになっている。
FOMCで利上げがあると、ビットコインにどういった動きが見られるか?スタンスを決めていく上で、参考になっている。
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