今日のFXどうでしょう?〜夏枯れ相場でも楽しむトレードのススメ〜
こんにちは!トレードアイデアラボの猫飼いです。いつもお読みいただきありがとうございます。
「今日のFXどうでしょう?」、本日はちょっと真面目に、でも楽しくFXの夏枯れ相場について語ってみたいと思います。暑い夏はどうしても動きが鈍くなり、トレードにとっては正直「退屈〜」って日も多いですが、そこで立ち止まらず、むしろ面白がって乗り切るコツを伝授します!
そもそも夏枯れ相場って何だ?
「夏枯れ相場」とは、毎年7月から8月にかけて起こりやすい、市場の出来高が少なく動きが鈍くなる時期のことです。
海Oのトレーダーや機関投資家の多くがバカンスに出かけるので、参加者が激減し、市場の活気が薄れます。
「じゃあトレードやめとこうかな?」と思うかもしれませんが、実はここで工夫すれば面白いトレード体験ができるんです。
今日のドル円は147円付近のオプションが効いて動きにくい
さて、そんな夏枯れの中でも、ドル円は147円付近に大きなオプションが効力を発揮しているため、動きづらい予想です。
「オプション?それって何?」って方も多いですよね。
実はFXは単なる通貨の売買だけじゃなく、オプション取引という「あとで特定価格で買ったり売ったりできる権利」を使った戦略も絡んでいます。
そして、オプショントレーダーはマーケットでめちゃくちゃ影響力を持っています。147円あたりに大きなオプションの壁があると、その価格をマーケットが簡単に突破しづらくなるわけです。
ちなみに、先週ドル円が300ピップスも下落したのも、このオプションの影響が大きいんですよね。
なぜ147円なのか?オプションがマーケットの鍵を握る
なぜ147円に大きなオプションが集中しているのか?
それは、機関投資家たちがこの価格を重要視しているからです。
「そんなの知らなかった!」って方は意外に多いと思いますが、FX市場はただの売買だけで動いているわけではなく、こうしたオプション取引の「壁」がマーケットの方向感を左右することもあるんです。
知らずにFXをやっていると、こういう重要な裏情報を見逃してしまい、思わぬところで損をすることも。
今日は米ISM非製造業指数と米貿易収支の発表もあるけど…
今日は米ISM非製造業指数と米貿易収支の発表があるので、普段なら大きな動きが期待できる日です。
ですが、トランプさんが「統計局は信用ならん!統計局長はクビだっ!」ってまた騒いでいるので(笑)、指標の結果が良くても悪くても、市場は反応しにくいでしょう。
まあ、これは毎年のことなんですけどね。政治家の発言に振り回されるのも、FXトレードの醍醐味…いや、苦労でもあります。
夏枯れ相場の背景:実需の減少とアルゴリズム取引の台頭
7月〜8月の夏枯れ相場が難しいのは、実需取引(実体経済に基づく取引)が減るからです。
その代わりに、市場はAIや高速取引(HFT)、ニュースのヘッドラインなどを活用したアルゴリズム取引の影響を強く受けます。
つまり、人間の感覚よりも「追い風情報」をキャッチするシステムが主役になっちゃうんですね。
こんな時こそ使いたい3つの戦略!
さて、夏枯れ相場の特徴が分かったところで、僕がおすすめするトレード戦略を3つご紹介します。
1.やらない戦略
まずはシンプルに「やらない」ことも立派な戦略です。
相場が不透明で動きが読めないなら、無理にトレードしなくていいんです。
この「やらない」勇気、意外と難しいんですよね〜。わかります(笑)
2.スキャルピング戦略
次にスキャルピング。
ただし、スキャルピングと言っても広義と狭義があります。
狭義のスキャルピング:数秒から数分の超短期トレード
広義のスキャルピング:数分から数十分の短期トレードで、小さな利益を積み重ねるスタイル
今回は広義のスキャルピングの意味で使っています。
夏枯れ相場では動きが小さいので、細かい値動きを狙って取るのが向いています。
3.リクイディティスウィープ戦略
最後はちょっと聞き慣れないかもしれませんが、「リクイディティスウィープ戦略」。
これは簡単に言うと、マーケットの流動性(リクイディティ)が集中するポイントを狙って仕掛ける方法です。
例えば、指値注文がたくさん集まっている価格帯を狙って一気に動かし、そこから利益を取る戦略ですね。
「リクイディティって何?」という方も多いでしょうから、これは次回以降のブログで詳しく解説しますね。
まとめ:夏枯れ相場は退屈だけど、知識と戦略で楽しめる!
さて、今回は夏枯れ相場におけるドル円の動きの裏側や、オプションの重要性、そして夏枯れ相場を乗り切るための3つの戦略をご紹介しました。
正直、夏枯れはトレードとしては難しいし動きも少ないので退屈かもしれません。
でも、相場の仕組みや背景を知れば、むしろ面白い発見があるし、スキルアップのチャンスです。
「今日はトレードやめとこうかな?」と思ったら、それも立派な戦略。
それに、次回以降のブログでは今日ちょっと触れた「スキャルピング戦略」「リクイディティスウィープ戦略」について、もっと深掘りしていきます。
みなさんもぜひ、無理せず楽しみながら夏枯れ相場を乗り越えましょう!
P.S.
夏バテに注意!僕は夏の暑さに負けて先日、冷房の効いた部屋でアイスを3つも食べてしまい、さすがにお腹がビックリしてました(笑)。トレードも体調管理もバランスが大事ですね!