JCLの使い方 #3 観測本数別の地合い比較
🔍 観測本数別の地合い比較
トレーダーの皆さん、こんばんは!
先日の春らしい気候が一転し、今日は雪が降り寒さが厳しくなっていますね。
まるで激しい値動きのチャートに往復ビンタされたような寒暖差ですが、
体調管理はもちろん、冷静に相場を見守ることが大切です。
無理せず、しっかりと休息を取りながらトレードを続けていきましょう。
前回は、JCLを活用して注視すべき通貨ペアを選定する方法を解説しました。
例えるなら、広い森の中から良さそうな木をいくつかマーキングしたようなイメージです。
しかし、本当にその木が優れているのかを見極めるには、さらに詳しい分析が必要です。
今回は、マーキングされた通貨ペアの「観測本数別の地合い比較」を行い、
トレードすべきかどうかを多角的に検証していきます。
🌿 まず「地合い」についての復習
「地合い」とは、市場の雰囲気や相場の方向性を示すもの です。
トレードにおける「地合い」とは、市場全体の流れや勢い、方向性のことを指します。
具体的には、買いが優勢なのか、売りが優勢なのか、またはレンジ相場なのかなど、
チャートの形や市場の流れを総合的に判断する概念です。
🔹 地合いの種類
✅ 上昇地合い(強気相場)
- 買い注文が多く、価格が上昇しやすい状態
- 高値と安値が切り上がっている
- 押し目買いが有効
✅ 下降地合い(弱気相場)
- 売り注文が多く、価格が下落しやすい状態
- 高値と安値が切り下がっている
- 戻り売りが有効
✅ 持ち合い地合い(レンジ相場)
- 売りと買いが拮抗しており、一定の範囲で価格が推移
- 高値と安値がほぼ一定で、レンジ内の反発を狙うトレードが有効
- 方向感がない
JCLは地合いを視覚的にマーキングし、相場環境を直感的に把握できるようにします。
ただし、マーキングされた通貨ペアが本当にトレードに適しているかは、さらに詳しい分析が必要です。
そこで、次に「観測本数別の地合い比較」について解説していきます。
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