ポジションサイジングを使いこなして利益を増やそう!!
ポジションサイジングとは
ポジションサイジングとは、トレードにおける最も重要なポイントのひとつであり、これをしっかり行うかどうかで、取引結果がプラスになるのかマイナスになるのかが決まると言っても過言ではありません。
詳しく説明するならば、ポジションサイジングとは、トレードにおける保有ポジションを変える事によって利益を伸ばす事ができるものという事です。
多くのトレーダーが、手法の重要性にばかり目を向けている傾向があるかと思いますが、ある程度利益出すことのできる手法であっても、このポジションサイジングを行なうことによってもっと利益を増やすことも可能となりますし、逆に下手なポジションサイジングを行う事によってマイナスになるという事も十分に考えられるわけです。
今回の記事では、このポジションサイジングの重要性に関してお伝えしていきたいと思います。
ポジションサイジングの重要性
それではまず始めに、ポジションサイジングがなぜ重要なのかという点から順番に紹介していきたいと思います。
まずはポジションサイジングについて具体的な内容に関してですが、ポジションサイジングとは、保有している(保有する)ポジションを変える事によって利益を伸ばす事ができるものとお伝えしたように、“ポジションを変える”という事です。
この“ポジションを変える”というは、1つの取引における損失額をあらかじめ決めておくという事だったり、相場の状況に応じてポジションの数を増やす(ピラミッティング等)という事を行う事によって、利益を伸ばす、または損失を限定するという事です。
そして、なぜこれが重要なのかという点においてですが、FXで退場する人のほとんどがポジションサイジングができておらず、逆に利益を上げ続けている人はしっかりとポジションサイジングを行なっているという事が言えるからです。
なぜ退場する人のほとんどがポジションサイジングが出来ていないのかといいますと、それは単にギャンブル的な思考でしか相場と向き合う事が出来ていないという事が挙げられます。
パチンコでも同じですが、あれほどまでに客に不利なものは無いと言っても過言では無いのにも関わらず、やめられずに通ってしまうという人は多いですよね。
それはなぜかというと、遊戯を行なっている最中にドーパミンという快楽物質が脳内で放出されているため、それがギャンブル依存症へと誘っている訳です。
なぜパチンコの例を出したのかといいますと、FXの取引においても同様にドーパミンが放出されるからです。
例えば取引を行なっていると、目の前で自分の資金が増減していく訳です。
この様な状況において、パチンコと同様にドーパミンが放出される訳ですが、パチンコと違う点というのが多く存在し、その中でも決定的に違う点として、自分が投資する金額を自由に操る事ができるという点です。
自分が自由に操る事ができる=ポジションサイジングができるという事です。
これらの事を行わない人というのが、ギャンブル的にトレードを行う人であり、この様な人たちの特徴として、極端な勝ち負けになるという事です。
しっかりとポジションサイジングを行なっていれば、資金が底を尽き追証になる事なんて考えられませんし、短期間に殆どの資金を無くすという事は考えにくい訳です。
それにも関わらず、それらの事象が起こっているというのは、いかに多くの人がギャンブル的な取引を行なっているのかという事が分かるかと思います。
ポジションサイジングの種類
ポジションサイジングといっても、なかなかピンと来ない人もいるかと思いますので、ポジションサイジングにはどの様な種類があるのかという点を軽く紹介していきたいと思います。
まず始めにご紹介させていただくのは、基本中の基本である“エントリーサイズ”からです。
エントリーサイズというのは、エントリーを行う際のポジションの量という事です。
基本的なエントリーサイズの決め方として、自分の資金の何%をリスクにさらすのかという事を事前に決めておくという事が挙げられます。
事前にリスクを決めておけば、もし損切りとなってしまった場合においても、自分の想定した損失に抑える事ができる訳です。
仮に自分の資金の1%しかリスクに晒さないと決めて取引を行なった場合、一瞬にして退場してしまうといったような事にはならないですよね。
それに加え、一度の取引における利益をリスク以上にとっていく事ができれば、最終的にプラスの領域に持っていく事ができる訳です。
しかし、取引の前にリスクを決めておくという事は、損切りのポイントも先に決めておく必要がありますので、忘れずに設定するようにしましょう。
そしてこれらの事に関して詳しく書いてある記事もありますので、エントリーサイズに関して興味のある方は、下のリンクを確認していただけたらと思います。
FXの資金管理の重要性
利益を伸ばすためのポジションサイジング
次に紹介させていただくのは、一度の取引における利益を伸ばすためのポジションサイジングです。
このポジションサイジングに関しては、最終的に利益がでた場合には利益を伸ばす事ができるのですが、仮に損失につながってしまった場合においては、損失額も伸びてしまうので注意が必要となってきます。
その方法とは、“増し玉”の事です。
増し玉というのは、一度エントリーを行った後に、再びエントリーを行なっていくという方法です。
この増し玉に関する詳しい説明は、下のリンクで紹介していますので、興味がある方は是非確認していただけたらと思います。
ピラミッティング
この方法を使う事の利点としては、成功した場合に利益を伸ばす事ができるので、通常のエントリー方法で取引を行うよりは、比較的早く利益を積み上げていく事ができます。
しかし、先程も述べたように、利益を伸ばすことができるが、失敗した場合に損失も伸びてしまうというデメリットも存在します。
ここで、そのデメリットの穴を埋めるために重要となるポイントが、次に紹介させていただく損切りのテクニックです。
利益を守る為の手仕舞いとは
先程の続きとなりますが、増し玉をおこなった場合(おこなっていない場合も同様)になるべく利益を守る(損失を減らす)為の手仕舞いの方法を軽くご紹介させていただきたいと思います。
まず一つ目の方法としては、自分が定めた一定の利益を達成した場合に、ポジションの一部を手仕舞うという方法です。
この方法の何が良いのかといいますと、ポジションの一部を手仕舞うという事は、最低限の利益ほ確保する事ができるという事です。
最低限の利益を確保する事が出来た場合、残りのポジションが損切りになってしまったとしても、その取引における最低限の利益は確保できるという事につながります。
最低限の利益を確保できるという事は、下手な損切りを行わない限り、最終的にプラスに持っていく事が可能になるという事です。
そして次に紹介させていただくのは、トレーリングストップを活用するという事です。
トレーリングストップも同様に、一度トレンドに乗れてしまえば、100%プラスに持っていく事ができる方法でもありますので、こんな優秀な方法を活用しない手は無いですよね。
トレーリングストップに関する詳しい内容は、下のリンクから確認する事ができます。
トレーリングストップについて
さて、今回はポジションサイジングに関する事を少し紹介させていただきましたが、如何だったでしょうか。
ポジションサイジングに関しては、FXを行う上でとても大切な知識となりますので、今後も少しづつ更新していけたらと思います。
今回は触りの部分という事で、基本的な方法のみをご紹介させていただきましたが、今後も楽しみにしておいていただけたらと思います。
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