銀行株は市況がかなり響く株
景気敏感株である銀行株で気をつけるべきことは
その日のマーケット全体の景気と
世界の銀行系のニュースです。
イオンフィナンシャルが2023年に年初来安値をつけた日を
振り返りますと、安値圏のもみあい相場で
普段ならそろそろ上昇してもよさそうという時です。
ここで買う人は割といると思います。
思惑通りに三本の陽線が出たので、
利益確定売りが入りそうなころ、
シリコンバレーバンクの崩壊のニュースが入りました。
その日は、金曜日でした。
まずは、安値圏でボックス相場のもみ合いの頃の画像です。
緑色の細い線は、5日移動平均線で
これを下回ってると、そろそろ上げ時と言われています。
ところが、
3/10のあたりを見てください。
この日は金曜日で、シリコンバレーのニュースが出ました。
持ち越してしまった人は気が気じゃないと思います。
月曜は売られることが想定されます。
月曜日は、予想通り売られました。
青色、陰の十字線が出ていますね。
これは、相場の転換期、さらなる売りのサインです。
このように、市況ニュースや個別株のニュースは売買の材料になります。
チャートだけで判断してしまうと
思わぬ材料が出た時に大変な下落に巻き込まれやすくなります。
市況によると、
日銀による「異次元緩和」の象徴だったマイナス金利からの脱却が目前に迫ってきた。国内でも物価上昇が定着し、金融政策正常化の第一歩を踏み出すことになる。早ければ3月18〜19日の金融政策決定会合での修正が見込まれる。日銀の政策転換は足元の株高に冷や水を浴びせるリスクもある。
とのことなので、
今後の変更を確認しておくといいと思われます。
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