【特集】ドルコスト平均法とレバレッジ積立投資の真実-03
「パターン03」は次のような場合を想定します。
【ケース】
パターン01同様、横ばい相場ですが、パターン01と違うのは、上昇と下落の幅が違う点です。
パターン01では、上昇と下落幅が同じ割合のケースを想定しましたが、下落のほうが割合が大きい場合にどうなるのかのシミュレーションです。
例えば、初回購入後に上昇したが、急落し、結局元の水準まで戻ったような場合です。
【結果】
・買付口数:レバ3倍>レバ2倍>レバなし
(※左にいくほど多く買えている)
・平均購入価格:レバ3倍<レバ2倍<レバなし
(※左にいくほど安く買えている)
・利益:レバ2倍>レバ3倍>レバなし
(※左にいくほど利益が多い)
このケースでは、パターン02と同じく元値に戻っているにもかかわらず、急落中にたくさん購入できたため、利益が出ています。ただ、下落の際のレバレッジの影響でレバ3倍ではパフォーマンスが落ちています。その点では、レバ2倍はリスク・リターンのバランスがいいといえます。
・その他
今回は、上昇→下落のパターンでしたが、これを下落→上昇に入れ替えるとレバ2倍、3倍は若干収益が改善します。レバなしは同じ結果。× ![]()