株トーク・カブシル 今週、4日 225先物/テクニカルポイント・展望【日々の変動幅が大きい1週間、ターゲットの最大値は上下とも1000円幅超を想定】
10月4日週、4日の225先物のテクニカルポイント
225先物に関するコメント ※注3 MA⇒移動平均線の略
今週の日経平均先物は気難しい週、日足の5日MAと25日MAがデッドクロスを入れたものの、株価は懸念一蹴の急反発、そのまま29000円台でキープできるかどうか。
選挙トレードで上昇した分をほぼ吐き出し、200日移動平均線付近で抵抗力を発揮したものの、引き続き内外の情勢に振り回されそうだ。
日足のほとんどの移動平均線が前日比で低下、75日MAがようやく100日MAを捉えたものの、波乱していなければ、しっかりと上回っていた。
5日MAが浮上(前日比上昇)するのを待ち、20日MAは25日MAを下回らず、日柄をかけて戻り試すくらいに需給環境を整えることが大事、シカゴ225先物の日足は芳しくない状況にある。
10月1日の高安を参考にした半値戻し水準の29208円、まずはここを突破し、波乱含みな展開に終止符を打たせないと、力強い上昇は期待できない。
8日から中国市場が売買再開、北京オリンピック(冬季)は観戦者が国内の人に限定され、米中問題も再燃しかねない一部報道も流れている。
夜間取引は値を戻し29000円台を奪回したが、CME次第で寄り付きから売り仕掛けてくる可能性も十分に心しておき、VWAP値28874円を割り込めば加速してのイメージを持って欲しい。
ターゲットの最大値は上下1000円前後を想定、いずれかをブレイクすれば、2度3度のブレイクもしやすいので、傾向として覚えておくことだ。
任天堂、キーエンス、村田製作所、悪い時期に銘柄入れ替えとなったが、日々のボラティリティは間違いなく高まっている。
再び、そのボラティリティに乗っかってくるプレーヤーが増えてくるのではと考えている。
デイトレにおいては、日々の収益化のチャンスとみて良いだろう。
10月4日週、4日の日経平均先物・節目とテクニカルポイント