26日のNYストラテジー・本日の東京市場・まとめ【Tesla好決算期待でナス続伸も、ダウは経済指標次第】
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テスラモーターズの好決算期待でナスダック上昇か、ダウ工業株指数は製造業指数の結果、税制改革の話題次第
26日のNY株式市場はナスダックの続伸を想定、テスラモーターズの決算発表を前に、買いで攻めてくるものと考えている。
一方で、ダウ工業株指数は先物の上昇とは対照的な展開となるかもしれず、余計な心配事かもしれないが、中国・上海市場の下落が直結しているかもしれない。
明日からFOMCが開催され、政策変更に動くことがない以上、積極的なリスクオンにでる手掛かりに乏しい状況、連日の史上最高値更新に至ることはないだろう。
注目イベントは耐久財受注・速報値、ダラス指数の結果が株価に反映されやすく、景気敏感株へのインパクトである。
日経平均先物の位置も中途半端な位置、朝方の安値から200円近く戻すも、29150円挟んだところで一進一退を繰り返し、積極的なリスク選好ではない。
キャピタルゲイン課税の引き上げについては、対象が1%に満たないとの思惑で影響は限定的とみるも、税制改革は財政出動とセットであり、先週末は国境税の話題が急浮上している。
株価への影響を注視しながら、ホワイトハウスも提出に踏み切るだろうが、経済格差の解消もセットになってる以上、税制に関する話題で流れが変わる可能性は心しておいた方が良い。
インパクトあるネガティブな材料もなく、何かと話題が浮上しても織り込む強さは認めるところも、強調できる買い材料は、あくまでコロナを乗り越えてである。
日本のワクチン接種率は限りなく低いが、上昇してくると米国株とのリバランスも意識されるので、時期的に5月に差し掛かる需給のリスクに注意が必要だ。
普通に何事もなく上昇を想定も、特に強調できる材料もない。
上昇しても不思議ではないが、下落しても当然と受け止め、常在戦場の状況としておくべきと考えている。
26日の欧米市場・注目イベント、予定(赤は要注目)
ドイツ4月Ifo企業景況感指数(17:00)
米国3月耐久財受注額・速報値(21:30)
米国4月ダラス連銀製造業活動指数(23:30)
(注目企業決算・米国)
TeslaMotors
先物動向 16時01分現在
ダウ工業株指数 +37.00
S&P500 +1.75
ナスダック100 -7.25
WTI 61.46 -0.68 -1.09%
ドル円 107.73-74円 225先物 29142円【225・CFD】16時12分現在
株トーク
マーケットストラテジスト 坂口隆信
https://www.kabutalk.com/
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